Label: Sidespor
Catalog#: SCD 9002
Format: CD, Album
Country: Norway
Released: 1988
1 Gilje 3:52
2 Bergtatt 4:00
3 Røskatten 4:06
4 Ola Narr 4:03
5 Tawinul 4:00
6 Kvarv 5:06
7 Indris 3:04
8 Gand 4:00
9 Blå Folk 3:30
10 Banzul 3:44
11 Sinkadus 3:06
12 Hogg 3:50
13 Tango Fot To 3:50
「楽器の魔術師」の異名を持つオスロ出身の作曲家/フルート奏者Svein Hansen(スヴェイン・ハンセン)を中心に、ノルウェーにおけるラテン音楽の探究者らによって結成されたプロジェクトFra Ola Narr(フラ・オラ・ナール)のデビューアルバム。
祝祭の場で踊られるスクエア・ダンス「フィーレトゥル」。山間部の牛呼び歌「クロック」。イギリスから伝来した三拍子舞曲「エングリス」。スルナダール地方の素朴な子守唄「ボーンスッル」。軽快で弾むようなポルカの亜種「ポルケット」。───ノルウェー各地に根付く土着の伝統形式に、ハンセンが長年培ってきた中南米のリズムを高度に結びつけた新感覚のフォーク・フュージョン。北欧とラテンという対極的な異文化混交を試みた野心的作品でありながら、音楽的な難解さは感じられず。随所に散りばめられた知的なユーモアと、空き瓶や椅子の背もたれまでも取り入れた遊び心あふれるアンサンブルが、耳新しくも懐かしい空想民族的な味わいを生み出しています。
プロジェクト名の「フラ・オラ・ナール」とは、オスロに実在する丘の名前に由来。これは19世紀に農村から大都市クリスチャニア(現オスロ)へ移住し、外務省の給仕などを務めながら、その派手な服装や振る舞いから「道化師オラ(オラ・ナール)」の愛称で親しまれたOle Arnesen(オーレ・アーネセン)なる伝説的人物の逸話に因むものだそうです。以下は、ブックレットに寄せられた作家Arild Nyquist(アリール・ニクヴィスト)による解説の抜粋です。
「今日、ほとんどの人は旅人です。私たちは美しい曲線や細い経度をなぞって地球を横断し、吸収し、受け入れ、耳を傾け、観察します。未知のものが依然として未知であり続け、言葉や動きが理解できないとき、私たちは彼らが与えてくれる音楽に耳を傾けます。音楽はおそらく、あらゆる言語の中で最も普遍的なものです。このレコードで、私たちはノルウェーとラテンアメリカのフォークミュージックの融合に出会います。特に後者は、さらに多くの文化が交差する地点から生まれてきたものです。そしてそのような「交差点」こそが、オーレ・アーネセンが帽子を脱ぎ、彼の都会の分身であるオラ・ナールに挨拶を交わす場所なのです。」 - アリール・ニクヴィスト
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