2016年10月29日土曜日
[087] Gianni Gebbia - Gianni Gebbia
Label: Sound Event
Catalog#: SE 001
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Italy
Released: 1987
DISCOGS BUY
A1 Osso Di Seppia 4:54
A2 Ipnogatto 2:35
A3 Le Cou Oblique 4:26
A4 Danza Contrariusa 4:22
A5 Cud 3:29
B1 Song For My Wife 3:05
B2 Zabare 7:03
B3 Vedersi Passare Le Cose Attorno 4:53
B4 I Due Samurai 3:12
フリー・インプロヴィゼーション第二世代の最も優れた才能の1人と評されるパフォーマー。そして、演奏活動に留まらずインスタレーション・絵画・映画制作に及ぶ芸術表現と、活元運動・弓道・禅といった東洋哲学・精神性の研究の双方に取り組み、臨済宗の信徒として常楽(Joraku)という戒名を持つ、シチリア島パレルモ出身のサックス奏者Gianni Gebbia(ジャンニ・ジェッビア)。70年代に独学でジャズを学び、80年代初頭にNYノーウェイヴ/ロフトシーンに刺激を受け、80年代中頃からソロ活動を開始。サルディーニャ島のラウネッダス奏者Dionigi Burranca(ディオニージ・ブランカ)から教えを受けた循環呼吸法とマルチフォニック奏法を使い、ジャズの歴史をカバーするワイドレンジな演奏スタイルで、現在まで様々な演奏家と音を交えているGebbiaが、自身のソロ・パフォーマンスを模索していた頃、87年に録音された初のソロアルバムが本作。A3とB1に打楽器奏者Sergio 'Guna' Cammalleri(セルジオ・カマレリ)、B1には長年のコラボレーターでもあるピアニストDiego Spitaleri(ディエゴ・スピタレリ)が作曲とシンセで客演しているほか、基本はGebbia自身のサックス(ソプラニーノ、アルト、バリトン)またはシンセサイザーの持続音やミニマルなリフの上に、即興的なフレーズやメロディパートを重ねたワンマン多重録音によるコンテンポラリー・ジャズ寄りの作風。A5 "Cud" や B3 "Vedersi Passare Le Cose Attorno" で主調となっているシンセのやわからな音色と、地中海の土着の薫りを微かに漂わせながら伸びやかに振る舞うサックスとのハーモニー。その淡い光の中に彼の心象風景がうっすらと浮かび上がるような、ナチュラルで牧歌的なサウンドに特に惹かれます。リリース元はGebbiaのプライベート・レーベルSound Event。
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2016年10月22日土曜日
[086] NTS Radio: Perfect Sound Forever
イギリス・イーストロンドン拠点のオンライン・ラジオ局NTS Radioで、Padraigh Perkins(パドレー・パーキンス)がメインホストを務めるマンスリー・プログラム「Perfect Sound Forever」より。Ry Cooder、John Zorn、John Lurie、Tom Verlaineなど、ジャズ/サイケデリックロック/アメリカンルーツ/ブルースギターにフォーカスした10月19日放送回。
Perfect Sound Forever
thursday, midnight-2am ldn, monthly
2016年10月21日金曜日
[085] The Experience - Tubes
Label: Flash Forward
Catalog#: FFOR005
Format: Vinyl, 12"
Country: Italy
Released: 1992/2016
DISCOGS
A1 Tubes 8:07
B1 Tubes (Live) 6:58
B2 Madcap 5:04
Andrea Benedetti(アンドレア・ベネデッティ)とEugenio Vatta(ユージニオ・ヴァッタ)によるデュオ・プロジェクトThe Experienceが、1992年にローマのMystic Recordsからリリースしたイタロ・ディープテクノのカルトクラシックを、今年新たに立ち上げられた復刻専門レーベルFlash Forwardがリイシュー。水の音を使った不穏なイントロ。冷やかなシンセの空間を疾駆するドラムマシンとベースのリフ。エフェクトが飛び交うフリーフォームなセクションから、ピアノソロでしっとりと幕を閉じるメイントラック "Tubes" の構成が素晴らしいです。
The Experience is a project by Andrea Benedetti and Eugenio Vatta released back in 1992. The track "Madcap" was realized during the period of the collaboration of the duo with Lory D'S Sounds Never Seen period and it's an experiment that mix techno, breakbeat and sample extravaganza at its best. The main track "Tubes" was a deep techno monster presented in two versions. One has been recoreded live with Andrea Benedetti managing drum machine and bass, Eugenio Vatta sampling, chords and effects and Paolo Dieni on percussion. The second one has more emphasis on melodies and effects with different equalizations and volumes concerning percussion and drum machine. A lost jewel brought to you by Flash Forward for your pleasure.
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2016年10月20日木曜日
[084] A Small, Good Thing - Slim Westerns
Label: Soleilmoon Recordings
Catalog#: SOL 23 CD
Format: CD, Album
Country: US
Released: 1994
1 Godforsaken 6:23
2 Drowning Light 3:49
3 Twice As Evil As You 3:01
4 Hole In The Heart 3:53
5 Gulch 5:17
6 Flamenco 1 2:42
7 Scorched Earth 4:05
8 Heathaze 3:51
9 Someplace South Of Here 6:38
10 Gunsmoke 2:37
11 Flamenco 2 2:06
12 Saguaro 6:01
13 Jane Russell 2:11
アメリカ南西部の荒涼とした砂漠地帯に生きるGerry Melodyという名のアウトサイダーを描いた、架空の映画のためのサウンドトラック。A Small, Good Thingは、前身プロジェクトGushで80年代半ばから共に活動した3人、Andrew Hulme(アンドリュー・ヒューム)、Mark Sedgewick(マーク・セジウィック)、Tom Fazzini(トム・ファッツィーニ)によって立ち上げられた音と映像のプロジェクト。Hulmeは特にO Yuki Conjugate(オ・ユキ・コンジュゲイト)の中心的人物として知られていますが、Popol VuhやJon Hassellの影響から幻想民族音楽を探求したOYCとは一線が設けられ、このプロジェクトではトリップホップ〜ラウンジ・ジャズ〜ドラムンベースといったトレンド的要素を取り入れ、作品毎にアプローチを転換していきました。ファーストアルバム「Slim Westerns」は、Gushが「Wilderness Years」をもって活動に終止符を打った89年から93年7月まで、約4年の間に録音されたマテリアルで構成された作品。テキストを書いたFazziniとSedgwickのブルージーなギターを全面にフィーチャーし、映画のシーンを想起させるSEやアンビエンス効果を織り込みながら、Steve Roach、Natural Calamity、Ry Cooder「Paris, Texas」に通じる土臭さ、沁々とした哀愁と寂寥感をかきたてるサウンドスケープを展開しています。
Mark Sedgwick - acoustic & electric guitar, glissando, keyboards, percussion, jew's harp
Tom Fazzini - guitar, keyboards, tape, voice, typewriter
Andrew Hulme - keyboards, percussion, trumpet, whistle, wildlife
all tracks written by Fazzini, Hulme, Sedgwick
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2016年10月18日火曜日
[083.1] Lullabies for Insomniacs
post-ambient mix for LFI guest mix series
thanks for your listening.
Lullabies for Insomniacs
Record label based in Amsterdam
run by Izabel Caligiore
2016年10月17日月曜日
[083] Dave Smith - Moderation in Nothing
Catalog#: EMC-113
Format: Digital, Single
Country: UK
Released: 2016
1 Moderation in Nothing 23:58
70年代初頭よりCornelius Cardew率いる即興集団The Scratch Orchestraに参加。以降、同期メンバーであったJohn Lewis(ジョン・ルイス)とのピアノデュオ、Michael Parsons(マイケル・パーソンズ)とHoward Skempton(ハワード・スケンプトン)とのアンサンブル、John White(ジョン・ホワイト)率いるGarden Furniture Music Ensembleなど、英国実験音楽最前衛の作曲家兼演奏家と共にグループで活動後、80年代はガムラン・アンサンブルやアルバニアの民族音楽をモチーフにした作曲に取り組んだソールズベリー出身の作曲家Dave Smith(デイヴ・スミス)。「Moderation in Nothing」は、スミスがプロセス音楽/システム音楽に専念していた時期、76年に作曲された1曲。同年10月31日にロンドンのインスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アーツ(ICA)で披露された初演の記録音源がExperimental Music Catalogueよりデジタルリリース。編成はLewis+Smith、Parsons+Skempton、2つのデュオを組み合わせたカルテット。
During the 1970's Dave Smith was a member of the Scratch Orchestra and various composer-performer ensembles (principally with John Lewis, Michael Parsons, Howard Skempton, John White, Gavin Bryars and Ben Mason) and later played in groups specialising in Javanese classical and Albanian folk music. He has been a member of Gavin Bryars Ensemble since its inception and also involved in many other professional performances as pianist, brass player, percussionist or conductor, including British premiers of music by Harold Budd, Cornelius cardew, Philip Glass, Ladislav Kupkovic, Ornette Coleman and Christian Wolff. For 18 years he was a lecture at Leicester Polytechnic (now De Montfort University) and at present he is teaching at the University of Herts. and Goldsmiths College in London. His educational activity also includes working with COMA (Contemporary music-making for Amateurs.) Many critics consider him to be 'one of the most interesting composers working in England.' His works, mainly for piano, have been broadcast in Europe, USA, Australia and North Korea. ▲
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2016年10月12日水曜日
[082.1] blk 10
The Microcosm: Visionary Music of Continental Europe, 1970-1986 (Light In The Attic, 2016)
listen Shiva's Dance
Julius Eastman - Femenine (Frozen Reeds, 2016)
TV Victor - Ambient Visions Vol. 1 (Sonic Soundscape Lab, 2016)
Accident Du Travail - Très Précieux Sang (The Trilogy Tapes, 2016)
Chas Smith – Twilight Of The Dreamboats (Cold Blue Music, 2015)
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Papa Sprain - Tech Yes (Rough Trade Singles Club, 1993)
Sezon Dozhdei - Return (Lituanus, 1992)
listen Red Night
Darrin Verhagen – The Trial: A Musical Reinvention (1990)
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listen Red Night
Darrin Verhagen – The Trial: A Musical Reinvention (1990)
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2016年10月10日月曜日
[082] Wayne Siegel - Early Works
Label: Black Sweat Records
Catalog#: BS 028
Format: CD, Album
Country: Italy
Released: 2016
DISCOGS
1 Autumn Resonance 26 :06
2 Domino Figures 18 :45
3 Voices Recurrent 13 :15
4 Music For 21 Clarinets 15 :43
1983年にデンマークのクラシック音楽レーベルPaulaから出版された「Autumn Resonance / Domino Figures」収録曲を中心に、当時20代半ばであったWayne Siegel(ウェイン・シーゲル)が専念していたカノン(模倣反復)に基くミニマルな楽曲に焦点をあてた初期ワークス。コンサートホールで音響/距離を測定し、デジタルディレイを使って録音されたピアノ曲 "Autumn Resonance" は、0.187秒後に左スピーカーから、さらに0.187秒後に右のスピーカーから、僅かな時間差でフィードバックされる音型のズレ、そのトレモロ効果により靄がかった美しい音像が立ち上る最初期のライブエレクトロニクス。ギタリストErling Møldrup(アーリング・モルドラップ)に捧げた "Domino Figures" は、10人から最大100人のギターのために書かれたアンサンブル曲。この録音では半円形に並んだ42人のギタリストが、ドミノ倒しのように傾けたギターネックを合図に、左から右へ時計回りに、97にも及ぶ音型を連鎖させることで、波状雲を思わせるテクスチュアの変化と持続音的効果を生み出しています。デンマーク放送交響楽団のチェリストMorten Zeuthen(モルテン・ツォイテン)の委嘱を受けて書かれた "Voices Recurrent" は、#1同様のディレイシステムを使った、チェロのソロ演奏による三声のカノン。最後の "Music For 21 Clarinets" は、#2のドミノ式のプロセスを応用した、21人のクラリネットのための曲。1974年からオーフスを拠点に、作曲・演奏活動に留まらず、研究者・キュレーター・教師としてデンマークのクラシック音楽界に寄与しているシーゲル。出身地は米ロサンゼルス。影響を受けた音楽家としてGyörgi Ligeti(ジェルジュ・リゲティ)とSteve Reich(スティーヴ・ライヒ)の名を挙げていますが、特に初期の作風は、米西海岸ポストミニマル世代の音楽家(レンツやドレシャー)とも共通する、ミニマルな語法と演奏のプロセス、空間特性の相互関係によるアンビエント性が強調されています。「Autumn Resonance / Domino Figures」のリイシューとあわせ、ニューエイジや実験音楽作品の復刻を手掛けるイタリアのレーベルBlack Sweat Recordsからリリース。
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[related]
Autumn Resonances / Domino Figures (Paula, 1983)
2016年10月9日日曜日
[081.1] Keith Fullerton Whitman
Pitchforkの特集記事「The 50 Best Ambient Albums of All Time」に掲載された
キース・フラートン・ホイットマンによる前書きの粗訳
※一部、不正確な訳になっているかもしれません。
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THE NAMELESS, UNCARVED BLOCK
匿名の、彫られていない石塊
by Keith Fullerton Whitman
by Keith Fullerton Whitman
しかし、なかなか集中することはできない。11分のオープニング曲を聞いている間に、私の電話は既に2回鳴っている。他の部屋には、何かしら骨の折れる仕事を抱えた別のコンピュータがある。ハードディスクとファンの中音域のクラックルノイズが聞こえる。カバーはアーカイヴ用のクオリティでスキャンされている。この数分ほど、レコードの音に聞違えるほど静かで心地よい音が響いている。壁のランプは銀の光を放ち、それからゆっくりと弱くなり、次第に消えてゆく。私の焦点はほかの場所へ、どこへでも。
アンビエント・レコードのリストに取り組むにあたって、私が最初に考えたことは「21世紀におけるアンビエントとは何か」であった。現在の生活の需要を考えると、マルチタスクはそれで1つの行動になり、私達の受容域の全てを占拠している。その昔、私達は目を閉じてヘッドホンを着け、テープの片面(アルバムではなく)の中に容易に没頭し、また離れることも可能だった。気晴らしに3分〜5分のありふれたポップソングを聴き、ヒロイックな気分に浸る世界のプロセスを考える。アンビエント・ミュージックの狙いは、いつだって明らかに科学プロジェクトに似ていた。完全に成し遂げられたとき、時間は伸縮自在で順応になり、望ましい結果が得られる。
私達が認められる唯一のことは、この音楽を取り巻く言葉を、音楽家もオーディエンスも誰一人として認めない事である。ニヒルな振る舞いとしての「ドローン」は、ますます悪意のある意味合いになり、暗に含まれた受動性から離脱する。トニー・コンラッドやダミオン・ロメロのパフォーマンスを楽しみ/耐えた人々がそれを証明したように。私は「ターフェルムジーク=食卓の音楽」というタームをいつも好む。それは、ゲオルク・フィリップ・テレマンが1733年に作曲した組曲で最もよく例示された、他の行動に付き添うための音楽。まったくシンプルでありのままのタームである。「ミニマリズム」は、多くの場合マキシマルになりうる。スティーヴ・ライヒの作品の中で、私が特に好きな「Music for Large Ensemble」が証明している。
アンビエントの世界への私自身のパーソナルな航海は、ニュージャージー州北部・モントヴェールとウェインのレコードフェア──正確にはひどい悪臭について訊ねた場所──から始まった。停学中の思春期、高価な輸入CDと粗末にラベリングされたVHSテープがたくさんのテーブルに並べられたフェア会場への潜入。数年かけて、ジョー・サトリアーニからビル・フリゼール、デレク・ベイリー、メタリカ、ナパーム・デス、そしてデミリッチへ移っていった。現在の、ブロードバンドの、いかにして早く神経細胞を次に繋げ、指を動かすことができるかという即時性と比べると、当時のペースはまるで氷河時代だった。しかし、それぞれの段階をしっかり味わうことができた。やがて、このまま魚であり続けるか餌を刻むか(訳注:レコードを探すか音楽を作るか)、より深い決断をすることになった。アンビエントは遅い音楽であり、それと向かい合う時に穏やかな変化を引き起こす音楽である。
私がロングフォームの音楽に熱中した最初の作品を特定することはできない。しかし、ニュージャージー州リッジウッドのレコード・コレクターズ・デポで、そこのオーナーの度々の不在で事実上の管理を担っていた、メレディス・モンクの弟子だった人物から教えられたテリー・ライリーの「Persian Surgery Dervishe」を、じっと耐えながら何度も聴き続けたことは覚えている。私は彼を信頼していた。彼の名を聞かない今になっても。それから間もなくフランソワ・ベイルの「Erosphére」を知ることになった。若いころに発見した何かが現在の私の感受性を形成しているとしたら、未だ名声高き「Toupie Dans Le Ciel」のセグメントだろう。後から考えると、それは非同期な決断で、この原子が、コンピュータ音楽の厳格さを逃避するように、私をアナログ・シンセシスの作曲へと導いた。私が何かを完全に消し去らなければならない時に後悔や野心といった感情が膨らむ場合、このレコードを手にとる。それは私の前頭部の皮膚に、速度・推進力の鮮明で心地よい刺激を与えてくれる。
私はまた、エリアーヌ・ラディーグの音楽に半ば信仰的な共感を感じている。彼女の録音に完全に屈伏してリラックス状態に達することは特別な体験である。大きな満足感があると言える。チベット仏教とラ・モンテ・ヤングへの深い傾倒から生まれた彼女の作品に、これからも注目し続けるだろう。フォトジェニックで、メディアに染められ、リバーブに浸された「モダンクラシカル」の音楽家──彼らはアップルで有利な位置にいることにかなり熱心だ──は、ここを辞退して緑色の牧草地を好みそうである。J・D・エマニュエルとジョアンナ・ブロークのカセット時代の素晴らしい作品は、それぞれミニマリズムと現代音楽のシーンから登場した。サンO)))は強烈な身体的体験であり、またメタル出身者の急進的活動への橋渡しとなった。ほぼ同じ形で、ジョン・ゾーンとジム・オルークが透明な起源からの影響を公然と示したことは、私にとって決定的だった。
アンビエントは巨大な合流地点である。全ての中心になるほど大きくはないが、その真上に浮かんでいる。完璧な静止軌道上に、手の届くところに。ベストの状態で、アンビエントは他のものを低下させるに十分な影を落とし、私達の知覚に変化を与えると同時に、今の時間と場所の外側に連れ出してくれる。
Keith Fullerton Whitman
composer and musician living in Melbourne, Australia
2016年10月7日金曜日
[081] va bblisss
Label: -
Catalog#: -
Format: Cassette, Compilation
Country: US
Released: 2016
DISCOGS BC
A1 Ulla Anona - Moon 05:49
A2 Pendant - Des Vieux Temples 07:38
A3 DJ Paradise - Ssumo 12:43
B1 Billington & Tramposh - Live January 13 2016 02:44
B2 Enamel - Quad 08:37
B3 DJ Paradise - Mbizi (R) 07:52
B4 Naemi - Procel (Original Mix) 07:05
レーベル表記はなく、現時点ではほとんど素性が知れない作家ばかり。しかしその不明瞭な装いも、Basic ChannelやWilliam Basinskiを思わせる、どこか煙霧の国を彷徨うような漂泊感を醸し出すローファイなサウンドと相まって、今年のベスト・テープ候補に挙げられるほど内容の充溢したアンビエント・コンピレーション。おそらく中心人物は、Special Guest DJ名義でも活動しているシカゴのプロデューサーDJ Paradise。PendantはHuerco S.の変名という風聞も。今後のレーベル展開も期待されます。
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[related] special guest dj - 05242016 aired on www.terryradio.biz
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