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2018年3月17日土曜日

[188] Rolando Chía Pérez

60年代に独学でギターを弾きはじめ、ロックからノイズ、インプロヴィゼーション、セリエル音楽などに挑戦しながら、現在までマイペースに活動を続けているメキシコシティ在住の作曲家/ギタリストRolando Chía Pérez(ロランド・チア・ペレス)。ディスコグラフィに記された2枚のソロアルバム「En Voz Baja」「Sara Yuega…y」、EP「Central Almendra」、いくつかのコンピレーション・カセットは80-90年代のアヴァンギャルド・ロック時代のものが殆どですが、2012年には新作「Es lo que fue que es」をCDRで自主リリース。近年は環境的要素を取り入れたインプロヴィゼーションによる新しいレコーディングを自身のサウンドクラウドで発表しています。変則的にチューニングされたアコースティック/エレクトリック・ギターと、エフェクター、ボリュームペダルを駆使した、陽炎のように揺ら揺らと立ち上るペレスのギターサウンドは、時にDurutti ColumnやLoren Connorsを彷彿とさせます。

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Rolando Chía、 Armando Velasco、Carlo Salinasの3人によりメキシコシティで結成されたミニマルウェイヴ・バンドVistas Fijas(ヴィスタス・フィジャス)が85年にリリースした7インチレコード。全ての曲はCarlo Salinasによりアップロードされたもの。


2018年2月28日水曜日

[187] Eli Gras - Grass Velvet


Label: Esc.rec.
Series: Sediment
Catalog#: esc.rec.56, sediment.5
Format: Box Set, Instrument, Vinyl
Country: Netherlands
Released: 2018

実験音楽、ミニマリズム、インプロヴィゼーション、電子音響、オーケストラから、Motor Comboのようなエレクトロポップ・サウンドまで多彩な音楽経歴を持ち、自身のデザインによる楽器の製作やワークショップ、インスタレーションなど多面にわたり活動しているバルセロナ在住のサウンドアーティストEli Gras(イーライ・グラス)。「Grass Velvet」と名付けられたこの作品は、彼女がオランダ・デーフェンテルのレーベルEsc.rec.からレジデンスの招待を受け、2015年に製作した「Floating Bridge Round Harp」(別名:The Egg)という名のユニークな形状のハープを、木製ボックスに収納し、その楽器だけで奏でた音楽のレコードとセットで、レーベルのセディメント(堆積物)・シリーズとして今年1月にリリースしたもの。ボウルの外縁に設けられたペグと中央に浮かぶ円型ブリッジとの間に張られた40近くの弦を、奏者は円を描くように演奏し、またブリッジに付けられたコンタクトマイクを介して音を出力・増幅することができるエレクトロアコースティック楽器としての性能を備えているそうです。1エディションのみ、価格はおよそ25万円。バンドキャンプではそのレコードから5分の抜粋を聴くことができます。

Eli Gras is a self-taught multidisciplinary artist with a career in experimental and underground music starting in the early 80's. Nowadays her musical practice is focused on experimental improvisation and instrument making, playing concerts, giving workshops and talks. She played with many artists all around Europe and is founder and director of the NoNoLogic Festival and La Olla Expréss records.


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2017年12月30日土曜日

[175] Kim Byoung Duk - Experiment No. X


Label: Daehan Electronics
Catalog#: DE001
Format: Vinyl, LP, Album 
Country: South Korea
Released: 2018
DISCOGS

A1 Shaman Tree 

A2 Ride in Smoke 
A3 Percussion Solo 
A4 The Deep 
B1 Experiment No.2 
B2 Theme From Sir Herbie 
B3 Land of the Morning Calm 
B4 New Jazz Form

自作の陶器をはじめ様々な楽器を操る、韓国アヴァンギャルド・ミュージック界の奇才マルチ奏者=김병덕(キム・ビョンドゥク)の楽曲を集めた初の編集盤が、今年ソウルで新たに設立されたインディペンデント・レーベルDaehan Electronicsよりアナウンス。現代音楽、ジャズ・インプロビゼーションから、アンビエントへと接続する、メディテーティヴなタオ・サウンドに焦点を当てた興味深いタイトルです。ディストリビューションはLight In The Attic。リリース予定日は1月12日。


釜山の賑やかな港湾都市で育ち、70年代後半からレコード店を経営していた김병덕(キム・ビョンドゥク)は、輸入レコードの最前線でサイケデリック・ミュージックを好んで聴き、その興味の先は自ずとスピリチュアル、アンビエント、アバンギャルドの世界へ広がっていきました。タオ哲学と、それに伴う瞑想音楽への関心の高まりは、音の想像力のための豊かな環境をもたらしました。楽器の利用が制限されていなかったため、彼は自身で焼き上げた様々なサイズ・曲率の壺や、シンバル、木製のフルート、打楽器など──そのどれもが独自の倍振動をもつ──を使い、全く新しいユニークな作品を作り出しました。「Experiment No. X」は、アンビエント・ミュージックとアヴァンギャルドの境界でタオ・サウンドの自由性から瞑想的な旅を描き、後にリズミカルな要素を導入したグルーヴ・オリエンテッドなジャムへと続く、キム・ビョンドゥクの全作品「Experiment No. 2」「Pot Concerto」「New Trilogy」から選曲されています。この完全ライセンス盤は、非常に希少なCD「New Morning」のトラックを含む、全てオリジナル・テープからリマスタリングされた彼の初めてのコンピレーションであり、パーソナル・アーカイヴからインタビューと写真を掲載した4ページのブックレットが付属しています。


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2017年5月25日木曜日

[130] Manongo Mujica & Douglas Tarnawiecki - Paisajes Sonoros


Label: Buh Records

Series: Sounds Essentials Collection
Catalog#: BR75
Format: CD, Album
Country: Peru
Released: 2015 (1984)
DISCOGS


1 Paisajes Naturales 37:51

2 Paisajes Urbanos 18:07


「Paisajes Sonoros」(Soundscapes)は、1984年にカセットで自主リリースされました。この作品は、Manongo Mujica(マノンゴ・ムヒカ)とDouglas Tarnawiecki(ドウグラス・タルナヴィエッキ)による、ペルー音楽に関する大規模な研究の成果でした。彼らは一年かけて、パラカス砂漠からジャングル、リマの市場や大通りを訪ね歩き、海の音、風の音、通りの話し声、ラジオの音を採取しました。このすべての録音素材を使って、サンドロ・リ・ロジーのスタジオでサウンドトラックを構成。そこに様々な楽器を追加し、個人性と民族性が交差する具体音楽とコラージュの探求、アンビエント、ドローンから民族音楽に及ぶ作品を作り上げました。タルナヴィエッキは1982年にムヒカと出会いました。タルナヴィエッキはアカデミックな作曲の出身で、米ロチェスターで学び、ギリシャのプロジェクトのために世界の様々な伝統音楽を研究していました。ムヒカは打楽器奏者として即興とサイケデリック・ロックに専念していましたが、1983年にリマに戻った後、民族音楽、ドローン、具体音楽、フルクサスのようなコンセプチュアルな音楽を追求しはじめました。ムヒカと、アフロペルーの伝説的な打楽器奏者Julio "Chocolate" Algendones(フリオ・チョコラテ・アルヘンドネス)との出会いは、アフロペルー音楽と自由即興を介して霊的交感を探るきっかけになりました。アルヘンドネスはアフロペルーのパーカッションの伝統において異端の存在でした。彼はキューバとハイチに住み、彼の考えるパーカッションの手法に多くの影響を与えた「サンテロ」の儀式やそのリズムに精通していました。彼の特異性はムヒカを魅了しました。彼らのもとに、ロンドンで学び、ポピュラー音楽で作曲を始めた電子音楽作曲家Arturo Ruiz del Pozo(アルトゥーロ・ルイズ・デル・ポゾ)が合流しました。このように、「Paisajes Sonoros」は異なるバックグラウンドをもつ4人のミュージシャンの出会いでもありましたが、しかし彼らは共通して、アカデミックとポップの関係を探求し、自由即興の手法によってネイティブと前衛音楽の共有領域を見つけることに関心を持っていました。1983年には既に、ルイズ・デル・ポゾ、ムヒカ、Omar Aramayo(オマル・アラマヨ)の3人による、アンデスの響きと電子音楽と民族ジャズ・パーカッションを融合した冒険的な作品「Nocturno」がリリースされていました。「Paisajes Sonoros」も、ペルーが社会的に危機的な段階にあった時期につくられました。1980年のFernando Belaúnde Terry(フェルナンド・ベラウンデ・テリー)による民主主義への復帰は、都市のスカイラインの必然的な変容と並行して行われました。インフォーマルな経済が出現し、農村部から都市住居への大規模な移住の結果、首都にアンデス文化が定着しました。80年代まで、リマは深刻な経済危機やテロ集団の問題に直面したため、不安定な状態にある都市でした。当時のリマの状況は、すべて「Paisajes Sonoros」の背景となるサウンドトラックでした。 しかし、自然のドキュメンタリーという性質を超えて、これらの音は、演奏された音楽と対話する精神音響の投影として機能します。周囲の音に触れることは、それが何であるかという現実のサンプリングであり、音楽の設定とそれ自体を具現化し、聴き方の幅を広げて創造的な活動に変えるものです。 - 
ルイス・アルヴァラード


「Paisajes Sonoros」は、私たちの内面の音世界と外の世界、2つの異なる世界を同時に聞く必要性から生まれた音楽研究プロジェクトです。 2つの世界には、異なる振動の性質があります。これら「世界」の間にある矛盾を聞くことを学ぶことは、ひとつの存在の2つの側面の両方の対立を含む「サウンドスケープ(パイサヘ・ソノロ)」を認識することにつながります。これに続く3番目の要素は、複雑な聴覚プロセスの暗黙智としてのユーモアです。それぞれの音のディスプレイの背後には、他の、より静かで見えにくく、さらに捉え難いものが隠れています。それはおそらく、すぐには理解できない起源・砂漠の風景の音。 そのひとつひとつに、音楽的に等しいものはありますか?「Paisajes Sonoros」は、起源の物語を語ろうとしています。それは、主役としての音の発達と死。そして、自然、風・水・雨の発生、次の都市へと続くジャングルの入り口、矛盾と聴覚の豊かさ有するリマの物語です。私たちが音楽を固定的かつ定義可能なものとして判断する習慣や予感を放棄するとき、サウンドスケープの概念が現れます。そうすることによってはじめて、もっとも取るに足らないノイズからもっともありふれた生活音まで、すべての聴覚環境、すべての鳴り響く行為が、別の次元・別の意味にかわり、サウンドスペクトルを生きるキャンバスとして感じる手段になり、私たちが今ここに存在する他の音楽に気づくための手がかりになります。 - 
マノンゴ・ムヒカ


This CD is part of the Sounds Essentials Collection, a rescue project of several fundamental works of Peruvian Avantgarde music, which will be published periodically. The project is made possible through the support of VICERRECTORADO DE INVESTIGACIÓN, DE LA PONTIFICIA UNIVERSIDAD CATOLICA DEL PERÚ Y ALTA TECNOLOGÍA ANDINA (ATA)


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[related]
Aramayo, Mujica, Ruiz Del Pozo - Nocturno (1983)

Luis David Aguilar - Hombres De Viento / Venas De La Tierra, 1978​-​1982
(Sounds Essentials Collection Vol 3)

2017年1月9日月曜日

[103] Llorenç Barber - Linguopharincampanology


Label: Hyades Arts
Catalog#: hyCD-19
Format: CD, Album
Country: Spain
Released: 1994

1 Cantinela 8:38
2 Manjar 38:41
3 Lingua Ludens 16:28

1960年代以前のスペインで、人々の誕生と死、祭りなどを告げるための通信手段として使われていた教会の鐘。孤立した村々では、その目的によって固有の「鐘の言語」が存在したといいます。バレンシア出身のLlorenç Barber(リュレンツ・バルベー)は、人類学者Frances Llop(フランセス・リヨップ)と共同で鐘の伝統的な鳴鐘法を研究、それを再構成し、街中すべての教会の鐘を交響させる大規模な作曲に取り組んだ作曲家/音楽学者。フォークロアに基づく「環境の音楽」として展開された市民コンサート・プロジェクトと並行して、屋内空間で行われていたソロ・パフォーマンスが「リンゴファランカンパノロジー」。この呼び名は、Linguo(言語)とCampanology(鐘学・鋳鐘術・鳴鐘術)を組み合わせた作者自身の造語とみられます。本作に収められている3曲は、バルベーが70年代から近年まで活動拠点としていたマドリッド市内にあるギャラリーCRUCEで録音されたもの。木製ラックに吊り下げられた16の鐘。調律の精度もサイズも個々で異なるその鐘を「鐘の言語」に基づいて打ち鳴らし、口腔で共鳴させ、ホーミーに似たハーモニック・ボイスを発する。鐘と声の倍音をコントロールしつつ、建物内の反響による複雑なリズムや予測不能なエフェクトを招きながら、金属・肉体・空間が浸食しあう響きの迷宮を作り上げています。この創作楽器は、薪ストーブの煙突を探していた時に、ある工房で発見したという小さな鉄製皿(ストーブの熱水を受けるため部品)が元になり、当初は1枚の皿のみを使った演奏からはじまり、持ち運びのできる組み鐘へ発展したとのこと。ライナーノーツでは、バルベーを「バルセロナのCarles Santos(カルレス・サントス)と並び、スペインにおけるミニマル音楽の最重要作曲家の1人」と紹介。Hyades Artsレーベルのカタログでは、Francisco López(フランシスコ・ロペス)、Suso Sáiz(スーソ・サイス)、Iury Lech(ユーリ・レッヒ)らサウンドアート〜実験音響探究の先覚者として大きな存在感を放っています。

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[related]
Concierto Para Campanarios Y Espadañas De La Ciudad De Granada
(Hyades Arts, 1992)

Taller De Música Mundana ‎– Música Con Papel (1986) 

2016年10月29日土曜日

[087] Gianni Gebbia - Gianni Gebbia


Label: Sound Event

Catalog#: SE 001
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Italy
Released: 1987
DISCOGS  BUY

A1 Osso Di Seppia 4:54

A2 Ipnogatto 2:35
A3 Le Cou Oblique 4:26
A4 Danza Contrariusa 4:22
A5 Cud 3:29
B1 Song For My Wife 3:05
B2 Zabare 7:03
B3 Vedersi Passare Le Cose Attorno 4:53
B4 I Due Samurai 3:12

フリー・インプロヴィゼーション第二世代の最も優れた才能の1人と評されるパフォーマー。そして、演奏活動に留まらずインスタレーション・絵画・映画制作に及ぶ芸術表現と、活元運動・弓道・禅といった東洋哲学・精神性の研究の双方に取り組み、臨済宗の信徒として常楽(Joraku)という戒名を持つ、シチリア島パレルモ出身のサックス奏者Gianni Gebbia(ジャンニ・ジェッビア)。70年代に独学でジャズを学び、80年代初頭にNYノーウェイヴ/ロフトシーンに刺激を受け、80年代中頃からソロ活動を開始。サルディーニャ島のラウネッダス奏者Dionigi Burranca(ディオニージ・ブランカ)から教えを受けた循環呼吸法とマルチフォニック奏法を使い、ジャズの歴史をカバーするワイドレンジな演奏スタイルで、現在まで様々な演奏家と音を交えているGebbiaが、自身のソロ・パフォーマンスを模索していた頃、87年に録音された初のソロアルバムが本作。A3とB1に打楽器奏者Sergio 'Guna' Cammalleri(セルジオ・カマレリ)、B1には長年のコラボレーターでもあるピアニストDiego Spitaleri(ディエゴ・スピタレリ)が作曲とシンセで客演しているほか、基本はGebbia自身のサックス(ソプラニーノ、アルト、バリトン)またはシンセサイザーの持続音やミニマルなリフの上に、即興的なフレーズやメロディパートを重ねたワンマン多重録音によるコンテンポラリー・ジャズ寄りの作風。A5 "Cud" や B3 "Vedersi Passare Le Cose Attorno" で主調となっているシンセのやわからな音色と、地中海の土着の薫りを微かに漂わせながら伸びやかに振る舞うサックスとのハーモニー。その淡い光の中に彼の心象風景がうっすらと浮かび上がるような、ナチュラルで牧歌的なサウンドに特に惹かれます。リリース元はGebbiaのプライベート・レーベルSound Event。


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2016年9月4日日曜日

[072] Hal Rammel - Like Water Tightly Wound


Label: Crouton
Catalog#: crou034
Format: Vinyl, 10"
Country: US
Released: 2007
DISCOGS

A On Balance Scattered 8:41

B Like Water Tightly Wound 10:08

ジャズ/フリー・インプロヴィゼーションのフィールドで70年代から活動する、ウィスコンシン在住の作曲家/ビジュアル・アーティストHal Rammel(ハル・ランメル)の自作楽器による演奏を収めた10インチ盤。「サウンド・パレット」または「アンプリファイアド・パレット」と呼ばれるこの楽器は、画家が使用する木製パレットにランダムに配置された無数の金属棒、それを弓やマレットで叩いたり擦ったりすることで音を発する、カリンバとチェロの変異形ともいうべきもの。コンタクトマイクを通じて微かな音も増幅され、弓奏では獣の威嚇を思わせる強く鋭い音、マレットを当てると弾むような不規則なリズム──奏法によってギターやサックスの即興演奏にも近い多様な音色とテクスチュアを引き出しています。Bart Hopkin(バート・ホプキン)編集の特殊楽器専門紙によると、Rammelがパフォーマンスに使っていたミュージカルソウ、トリオリン、エアロリン、ウォーターフォンの演奏経験を踏まえ、Tom Nunn(トム・ナン)のエレクトロアコースティック・パーカッション・ボード、Hugh Davies(ヒュー・デイヴィーズ)のショーザイグ、Victoria Chaplin(ヴィクトリア・チャップリン)の劇中に登場する楽器から着想を得て、それらの性能を片手で持つことができるサイズで実現すべく、新しい楽器をデザインしたとのこと。91年の完成から25周年の節目となる今年は、楽器製作の軌跡を綴ったブックレット+2CD「The Amplified Palette: A History in Pictures」が、Rammel主宰のレーベルPenumbra Musicから出版されています。


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2016年6月4日土曜日

[051] Kim Myhr & Jenny Hval / Trondheim Jazz Orchestra - In The End His Voice Will Be The Sound Of Paper


Label: Hubro

Catalog#: HUBROCD2569
Format: CD, Album
Country: Norway
Released: 2016
DISCOGS

1 Seed 3:46

2 Something New 4:52
3 Me, You, Me, You 5:12
4 The Beak 4:14
5 Mass 7:58
6 Even The Vowels 5:27
7 Soft As Tongues 6:34
8 Silence A Beat 6:58

昨年トランペット奏者Eivind Lønning(アイヴィン・ロンニング)とのデュオで来日公演を行った、オスロの作曲家/ギタリストKim Myhr(キム・ミール)。彼を作曲の中心に、大所帯ジャズバンドTrondeheim Jazz Orchestra(トロンハイム・ジャズ・オーケストラ)から選抜した11名の管弦打楽器奏者と、同じくオスロを拠点に活動する女性シンガーJenny Hval(ジェニー・ヴァル)が作詞・ヴォーカルで参加した、2014年録音。12弦ギターをザラザラと小刻みにかき鳴らしながら倍音をコントロールするMyhrの特徴的な奏法と漂泊感のあるコードの推移、
アコースティック楽器の複雑な肌理が緻密に積み重なるアンサンブルに、Hvalはリーディングを交えた多彩なヴォイス・パフォーマンスを披露。ミニマリスティックなジャズ・インプロヴィゼーションを主軸にしつつ、メロディ・パートでは耳新しいポップ度を加速させていきます。タイトルはBob Dylanのしわがれた声を意味するとのこと。



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[relatedKim Myhr - All Your Limbs Singing (Sofa, 2014)



2016年3月29日火曜日

[041] Rob Mazurek - Alternate Moon Cycles


Label: International Anthem
Catalog#: IARC0001
Format: Vinyl, LP, Album
Country: US
Released: 2014
DISCOGS


1 Waxing Crescent #1 16:09

2 Waxing Crescent #1 14:55


弦月の倍音/循環するコルネット/ミニマリズム


When Rob Mazurek's mentor and collaborator, the avant-garde composer and trumpeter Bill Dixon, passed away in the summer of 2010, it was with most bittersweet pang and somber salute that Mazurek imagined “100 Cs for Dixon,” a performance piece centered on the continuous sound of the C note through an amplified cornet. Friends, confidants and spiritual brethren, Mazurek and Dixon passed countless hours in each other's presence working, sharing, and “searching for the center of the pure tone of the instrument.”

Mazurek committed the imaginings to realization in November 2012, performing “100 Cs for Dixon” at Comfort Station, a community art space in Chicago's Logan Square neighborhood. But the immense richness and dynamic complexity found in a single note propelled him further, and Mazurek enlisted bassist Matt Lux and percussionist Mikel Patrick Avery to continue exploring minimalism. In the following month of December, the trio used a three-week residency at a subterranean lounge in downtown Chicago to incubate Mazurek’s pure tone intention. Alternate Moon Cycles is a document of the trio's explorations from that room. Science fiction author Samuel R. Delany's words blister as mantra to Alternate Moon Cycles - a primal cornet chant illuminates a vivid rainbow of brilliant overtones and closes in intimately on "the center of the pure tone of the instrument.”

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2016年2月24日水曜日

[033] Irena Havlová & Vojtěch Havel - Malé Modré Nic


Label: Arta Records

Catalog#: F1 0021-2511
Format: CD, Album
Country: Czechoslovakia
Released: 1991
DISCOGS

1 Dýny 2:19

2 Dýny Que 3:31
3 Temné Modré (Dark Blue) 3:20
4 Malé Modré (Little Blue) 4:46
5 Que Me Sámó 1:53
6 Malá Modrá Tanečnice (A Little Blue Dancer) 2:12
7 Pod Hvězdou Pomeranč (Under The Orange Star) 11:22
8 Bílá Andalusie (White Andalusia) 3:21
9 Modré Nic (A Blue Nothing) 0:50
10 V Klášterních Dveřích (In The Monastery Door) 11:47
11 Malé Modré Nic (Little Blue Nothing) 10:32

リフノフ・ナト・クニェジュノウ生まれのIrena Havlová(イレーナ・ハフロヴァ)と、プラハ生まれのVojtěch Havel(ヴォイチェフ・ハヴェル)。82年から共に演奏を始め、主にバロックや古楽をレパートリーとして、無料で借りられる教会などでコンサートを行ってきた2人のヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロに似た形のフレット付き弦楽器)奏者。フォークシンガーOldřich Janota(オルジフ・ヤノータ)との共作で、初めてレコードを発表したのが89年のこと。ビロード革命が起きたこの頃からレコーディングを盛んに行い、作品をコンスタントに発表していきます。「Malé Modré Nic(マレ・モドラ・ニツ)」は、91年にジャズ/クラシック専門の新興レーベルArtaから発表した、2枚目となるデュエット作品。プラハ市内の教会に持ち込まれた楽器は、彼らのトレードマークであるアルトとテノールのヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブルベース、トロンボーン、ゴング、竹筒、シンギングボウル、さらに編み物用の棒針や玩具、東ロシアで見つけたというコジャックなる小さな音具まで。影遊びのように操られる響きの陰影、そこに重なるIrenaの詩や内的イメージの欠片。どこか言い知れぬ哀しみを帯びた、薄暗く透明な音楽は、クラシック音楽界からの賞賛を得て、国内外に広く知られることになったといいます。音楽家人生を流浪と捉え、俗事から離れたボヘミアン然とした姿勢で、バリ・ガムランやラジャスタン音楽といった非ヨーロッパ文化と共鳴し、様々な音楽家とのコラボレーションを展開してゆくハヴェル夫妻の精神性と創意が充溢した秀作です。


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2016年1月24日日曜日

[024] Ballaké Sissoko & Vincent Segal - Musique De Nuit


Label: No Format
Catalog#: NØF 30
Format: Vinyl, LP, Album 
Country: France
Released: 2015
DISCOGS

A1 Niandou 6:34

A2 Passa Quatro 4:52
A3 N'kapalema 7:52
B1 Diabaro 5:16
B2 Super Etoile 3:55
B3 Prélude 1:12
B4 Samba Tomora 3:51
B5 Musique De Nuit 2:42
listen sample

甘い月灯の香り。マリ出身のコラのヴィルトゥオーソBallaké Sissoko(バラケ・シソコ)と、フランス出身の奇才チェロ奏者Vincent Segal(ヴァンサン・セガール)のデュオ作。前半はマリにある
シソコの自宅屋上で、後半は首都バマコのレコーディング・スタジオでの録音。伝統様式に基いた才気溢れる演奏の掛け合い、優美な協和を繰り広げる「夜の室内楽集」。


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2015年11月27日金曜日

[015] Tiny Music - Epitaph


Label: Notice Recordings
Catalog#: NTR019
Format: Cassette, Album
Country: US
Released: 2011
DISCOGS

1 Side A 14:46

2 Side B 16:19

フォークロア・リスニング②。「樹木はもちろん、ホラ貝や骨、あるいは太鼓類に使う皮革やバグパイプに使う内蔵など、生き物のカラダや亡骸を使うことによって成立する、他の生命やその死との共有によって成り立つのが楽器の音」。古雑誌をめくっていたところ、民俗楽器に関する記事の中にこのような興味深い文章がありました。楽器は古くから霊性を媒介するための道具として用いられ、また、長い進化過程では人々の生死が刻み込まれてきたもの。そこには固有の歴史性・記憶・時間感覚が残り、演者の意にかかわらず楽器自身が無言で語るメッセージがあるだろうと考えました。

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Tiny Musicはシカゴの即興カルテット。2009年から2010年にかけて録音。クレジットによると貝製シャンデリア、トーンジェネレーター、塩ビ管、風船、ソケットレンチ、ヤギの皮で作った楽器、カセットプレーヤー、オルガンの足、ボウル、ハーモニカ、ブロンズ製オーナメント、コートハンガーのゴムバンド、サイレンホイッスル、バイオリン弦で結われた木馬、チェーン、シンバル、金属板の欠片、パイプオルガンの木製パイプ、ノコギリ、ワイングラス、バグパイプの主唱管など、不完全な楽器を本来とは異なる方法で用いたり、身の回りの壊れた道具に細工を加えたりと、様々なサウンド・オブジェクトを床に雑然と並べ、四者が思うままに手にとって音を出す。A面は物音中心で、ギシギシとした軋み、カタカタ、カラカラと重なる音の小片に、動物のようなうなり声。B面は壊れたアコーディオンやオルゴール、バンジョーなど楽器をメインに、酷く歪なチェンバー・ミュージックの様相。タイトル「墓碑銘」はおそらく「道具の墓場」のことと思いますが、道具と人との営みの終局に「老いた道具たちの語り」を起こすオーラリティ(聞き書き)としての演奏が記録されているようにも聞こえます。Notice RecordingsはEvan Lindorff-ElleryとTravis Birdにより2009年にシカゴで設立、現在はポートランドを拠点とする実験音楽レーベルで、2015年秋の最新リリースはLoren ChasseとRafael Toral。


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 Loren Chasse - The Sodden Floor (2015)

Rafael Toral - Space Collective 2 Live (2015)

2015年11月24日火曜日

[014] Michael Tanner - Music For Three Hills


Label: -
Catalog#: -
Format: Digital, Album
Country: UK
Released: 2015

1 The Green Crown i 11:27

2 The Green Crown ii 11:34
3 Phase Shift 16:11

フォークロア・リスニング①。ある演奏会に参加したとき、静かに発せられる音に演奏者の内面性が滲んで見え、ふと「弧のフォークロア」という言葉が頭に浮かびました。フォークロアとは人々(folk)の知恵(lore)という意味で、一般的には村や郷といった集合体の中で生まれた習俗や伝承を指す語。でも、その最小単位である人間一人が、自分自身のために身につけた知恵も同じようにフォークロアといえるのだろうかと。それは悩みや憂いといった他者に容易に伝えることのできない感情を含み、たとえ自分の子であっても委ねることができず、静かに抱えて死んでゆくような寡黙なものかもしれない。誰かに継承できないほど私的なもので、次の代も同じようにくり返す。フォークロアは、そのように「個人性」と「集合性」の両面で成り立っているように思いました。人が死ぬ時、そのフォークロアはすっと消えてしまうのではなく、エッセンスやスピリットとしてその場に残り続け、道具であり、建物であり、人の通ったところに経験として蓄積されるとしたら、それは道具や建物のフォークロアといえるのかもしれません。フォークロア・リスニングとは、大きな区分のエスノロジーに限らず、人・物・場所に内在する固有の記憶や気配への耳を差し出し、その音を一旦音楽の域から離すことで、楽器・空間・時間による独り語りの先を想像してみること。

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イースト・サセックスを拠点に活動する作曲家/エンジニア、PlinthことMichael Tanner(マイケル・タナー)によるサセックス・ワークス最終作は、2014年の春、キーが壊れた古いアコーディオンを携えてモーリングダウンの3つの丘を登り、コテージに泊まりながら丘ごとの頂上で録音した3つの即興演奏。「音楽」や「曲」ではなく「シンプルに風景と対話した記録」。古いアコーディオンは和音ボタンのみが生きていて、それも気まぐれに予想外の音を発したといい、グレインサックのような粗い触り心地のドローンが、時おり鳥や羊たちの鳴き声や飛行機の音と交わる。作者はこれまでも民間伝承や古い音楽機械をモチーフとしていますが、ロングフォームのサセックス・ワークスでは特にメランコリックな詩情や静かな祈りのようなアンビエンスが醸成されていて、フォークロアの両面(土地と個人)と音との関係を意識させられます。


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2015年10月7日水曜日

[003] Go Hirano - Reflection of Dreams


Label: P.S.F. Records
Catalog#: PSF-71
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Japan
Released: 1995
DISCOGS

A1 Pearl 0:37

A2 Windpapers 2:03
A3 緑の流れ(風に) 3:21
A4 Dream 2:52
A5 春草の流れ 5:45
A6 輝きの国 3:47
A7 Iceberg (夢の氷山) 1:03
B1 Old Melodies 3:51
B2 廃墟の風 3:07
B3 漂い 4:07
B4 幻燈(夢の残骸) 1:12
B5 Night Vision 2:49
B6 Reflection Of Dreams 1:16
B7 Faith 4:44

風や光に捧げられた、孤のフォークロア・スケッチ。橋本一子に師事し、90年よりカナダを中心に活動を始めたという鎌倉市在住のピアニスト平野剛が、P.S.F. Recordsからリリースした2作目。ピアノ、ピアニカ、ウィンドチャイム、グロッケンシュピール、打楽器、時に口笛やハミングも交わる。楽器の中に眠る音のエッセンスを静かに揺り起こす14篇の即興演奏は、古くは91年から録音されたもの。触ろうとすると指の間から溢れてしまい、近くに寄ると消えてしまう。幼い頃に目にした不思議な出来事のように信じ難い、しかし確かに存在する永遠のイノセンスを秘めた作品。


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2015年7月27日月曜日

[988] Willi Kellers - Himmel Auf Erden


Label: FMP
Catalog#: FMP S-16
Format: Digital, Album
Country: Germany
Released: 2015 (1985)
DISCOGS  BUY

1 Klanginstallationen (a) Windharfe 01:46

2 Klanginstallationen (b) Eisenklopfer 01:04
3 Klanginstallationen (c) Materialschlange 01:11
4 Klanginstallationen (d) Erdeisen 0:39
5 Die Halle 04:31

独ベルリンのフリージャズ・レーベルFMPのカタログ中、一風変わったインスタレーション音源。作者は同レーベルからAchim KnispelやPeter Brötzmannらとの即興作品を発表している打楽器奏者Willi Kellers(ウィリ・ケラーズ)。オリジナルは1985年4-5月にミュンスターで開催されたエキシビジョン「地上の天国」に際して発行されたというカタログ付属の7インチ盤で、2015年7月にFMPのデジタル部門Destination:OUTよりデジタルリイシュー。「Klanginstallationen」(独語でサウンドインスタレーションの意)は、エオリアン・ハープのドローン、ガラガラとぶつかりあうHarry Bertoia風の金属製オブジェクト、水を入れた器を擦りあわせた(?)ヒョヒョという音など、4つの自作音響彫刻から発せられた1分程度の音サンプルを収録。B面にあたる#5「Die Halle」はそれらマテリアルが重なりあい交錯する、おそらく展示用の音源、またはその状況を示した4分半で、目が眩むほどの猛夏、蝉の大群が鳴き犇めく林中のような
音像を呈しています。録音はJost Gebers、マスタリングはOlaf Ruppが担当。


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2015年4月28日火曜日

[984] Olli Aarni - 7/12


Label: Vuosi
Catalog#: 2/12
Format: Cassette
Country: Finland
Released: 2015
DISCOGS

1 Piano ja kaiku 28:13



昨年10月から毎月1作ずつリリースされる、フィンランドVuosi(1年の意)のカレンダー・シリーズ。最新タイトル「4月: フフティクー」は、Ous MalやNuojuva名義でエレクトロニクスとアナログ楽器を織り交ぜた白昼夢アンビエントを奏でるヘルシンキの人気作家Olli Aarni(オッリ・アールニ)によるシリーズ2作目。雪原の静けさや光の反射を思わせる電子ミニマル「12月: ヨウルクー」とは
手法を変え、今作ではLubomyr Melnykに通じるミニマル・ピアノ/インプロヴィゼーションへ。曲名は「ピアノと反響」。


Pianoimprovisaatio on nauhoitettu kasetille

Tikkurilan kirjastossa 5.3.2015 ja soitettu
kahden analogisen delayn läpi kotona 30.3.2015.

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2015年4月4日土曜日

[979] Thomas Barrière - Primaire

Inside pics
Label: Thödol
Catalog#: THO020
Format: CDr, Album
Country: France
Released: 2014
DISCOGS  BUY

1 Shemehaza (for Martine Barrière) 15:53

2 Crossroads 5:25
3 Rapaces 15:52
4 La Danse des Singes 11:25
5 Harmattan (for Jeanne Maigne) 6:11
6 Ziqiel 14:18

Dans son livre sur l'improvisation, le guitariste anglais Derek Bailey écrit : « Continuer d’improviser en solo de façon intéressante est une entreprise ardue. Même s’il devient plus facile de jouer seul, il ne devient pas plus facile pour autant d’improviser. » Bien que le style de Thomas Barrière soit reconnaissable, il montre une capacité remarquable à non seulement se tordre et inventer des sons complètement nouveaux à la guitare, mais il tente de trouver de nouvelles approches à l’improvisation individuelle. - Thödol


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[related] 
Thomas Barrière | Guitariste, compositeur, perfomeur
Cassauna cassette edition (2014)

2015年3月28日土曜日

[978] Peter Van Riper - Sound To Movement: New Music For Saxophones


Label: Vrblu
Catalog#: 12
Format: Vinyl, LP, Album
Country: US
Released: 1979
DISCOGS

A Big Room 34:02

B1 Circle Song 3:14
B2 Double Sound 4:28
B3 Doppler Piece 3:36
B4 Long Note 4:20
B5 Keys Sound 1:15
B6 Bonnie And Jeff 2:34
B7 Moku Gyo 5:17

60年代から光と音の波(リズム)に着目し、その干渉パターンを視覚化させたレーザー・アートやホログラフィ作品を制作したデトロイト出身の現代美術作家/サクソフォン奏者Peter Van Riper(ピーター・ヴァン・ライパー)が、自主レーベルVrbluから出版したLPの1枚で、主にサクソフォンを使った自作曲の演奏を収録した79年作。

A面は、オックスフォード現代美術館で行われた舞踏家Simone Forti(シモーヌ・フォルティ)との共同パフォーマンスの記録で、辺りを演舞するFortiの鈍い跫音や物音が響く中、Van Riperのソプラニーノ、やわらかなドローンを生み出すブルローラー・ホースが、天井の高い会場の反響音と相互干渉する34分間。B面前半は、ミルズ大学内現代音楽センターで行われたSimone FortiとTerry O'Reillyとの即興セッションで、"Doppler Piece" は一定のピッチを保ちながら演者と聴者の距離を変えてゆくドップラー効果に焦点をあてたもの。後半は、サンフランシスコ近代美術館でのライヴ・パフォーマンスで、インドの伝統楽器シャハナーイのマウスピースを使い動物の雄叫びにも似た奇音を発する "Long Note"、吹かずにキーを叩く "Keys Sound"、木魚による反響遊戯 "Moku Gyo" といった様々なアイデアを提示。響きの物理的な現象へ知覚を拓く空間全体を使ったプレゼンテーションは「サウンドアート・パフォーマンス」というべきもので、ここで特殊な奏法で試みられている脱西洋/音響志向は、金属製バットを使ったベル/ガムラン風演奏「Acoustic Metal Music」などへ発展していきます。
Riperは極東アジア史と西洋美術の博士でもあり、ツアーを盛んに行っていた70年代には東京大学大学院に在籍していたとのこと。1974年に日本で「逆転 change」という音とビジュアルのパフォーマンスを行った記録が残されています。

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Acoustic Metal Music/Laser Light Silhouettes, 1984-1994


Hologram, 1970s



[related links]

Continuo's weblog | Peter Van Riper – Sound To Movement
Rhizome | Peter Van Riper: Between Holography and the Avant-Garde

2015年2月15日日曜日

[965] Loren Connors - Airs


Label: Recital

Catalog#: R10
Format: Vinyl, LP, Album 
Country: US
Released: 2015/1999
DISCOGS

A1 Airs 1 1:39

A2 Airs 2 1:50
A3 Airs 3 2:08
A4 Airs 4 2:16
A5 Airs 5 1:58
A6 Airs 6 3:21
A7 Airs 7 2:03
A8 Airs 8 1:40
A9 Airs (The Lost Track) 1:13
B1 Airs 9 1:58
B2 Airs 10 1:45
B3 Airs 11 2:02
B4 Airs 12 3:22
B5 Airs 13 1:47
B6 Airs 17 2:23
B7 Airs 18 1:17
B8 The Death Of Shelley 1:52


Guitarist Loren Connors was born in New Haven, Connecticut in 1949. Best known as a composer and improviser, Connors has issued over 50 guitar records on his own imprints (Daggett, St. Joan, Black Label) since the late 1970s and over two dozen on other labels across the globe. He has recorded under the names Guitar Roberts, Loren Mattei, Loren MazzaCane Connors and other variations. Connors' singular adpation of the blues is a distinct personal vision combining the Delta bottleneck sound and the ancestral blues voice (appearing as distortion, baying hounds or multi-tracked guitar), with hauntingly unexpected sounds. Outside of Connors' three decades of solo work, he has collaborated with Suzanne Langille, Jim O'Rourke, Darin Gray, Alan Licht, Christina Carter, Keiji Haino, San Agustin, Jandek and many others, as well as leading the group Haunted House. He lives in Brooklyn, NY. - www.fvrec.com


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[964] Hans Reichel - The Dawn of Dachsman: 12 Guitar and Dachsophon Solos


Label: FMP

Catalog#: FMP CD 60
Format: CD, Album 
Country: Germany
Released: 1994/1987
DISCOGS  AMAZON

1 Waiting (I) 5:35

2 The Dawn Of Dachsman (I) 1:05
3 Playing The Table Music (I) 4:19
4 An Old Friend Passes By 3:42
5 Thinking 2:39
6 Dachsman In Berlin (I) 3:42
7 Dachsman Meets The Blues (I) 4:37
8 Watching The Shades (I) 2:57
9 Ymir Shows Up 3:56
10 Return Of The Knödler Show 2:49
11 Forgotten 3:31
12 An Old Friend Passes By Again 2:58
13 Yo 0:20
14 Smoking 4:06
15 Dachsman In Berlin (II) 2:19
16 Playing The Table Music (II) 2:39
17 The Dawn Of Dachsman (II) 2:29
18 Unidentified Dancing Object 1:45
19 Watching The Shades (II) 2:34
20 Dachsman Meets The Blues (II) 1:32
21 Could Be Nice 4:10
22 Something East 3:27
23 Waiting (II) 3:34


The "Dawn Of Dachsman" section (1 - 12) is a reissue of an out-of-print record released by FMP in 1987. 

Recorded in May 1987 at the FMP Studio. 
The "...Plus" section (13 - 23) has so far been unreleased. 
Recorded in Wuppertal in July 1987. 
All numbers were recorded as played (except one overdub on #20). 

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