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2019年3月4日月曜日

[235.1] Les Sonntag 005



ミラノ在住のDJ=Giamp Resaglia(ジアンプ・リサグリア)が昨年新たに立ち上げたレーベルLes Giants。そのポッドキャスト「Les Sonntag」にあてて作った1時間のミックスが彼らのミックスクラウドのページで公開になりました。「Les Sonntag」とは、毎回日曜日に配信される「思考とリラクセーションのための音楽」シリーズ。今回、主に80年代後期から90年代初期にかけて日本で制作されたTV・映画のサウンドトラックやヒーリングのための音楽から、夏の終わりの一日をイメージして選曲してみました。Les Giantsは第1弾タイトルとして、昨年10月にK. Leimer(ケリー・レイマー)の83年作「Music For Land And Water」をヴァイナルでリイシュー。今後もブラジルの打楽器奏者によるレアタイトルのリイシューほか、伝統音楽、実験音楽、アンビエント・ミュージックを中心としたリリースが計画されているとのことです。Giampさん、声をかけてくださりありがとうございました。


this mix is called "Deep Blue", a name associated with one beautiful track of the set. it was selected from music for movie, television, or relaxation, mostly written between the late '80s and the early '90s in Japan. an out-of-season, late summer mix. please enjoy!


tracklist:
S.R.Kinoshita - Blue
Soichi Noriki - キッチン 満月 (Kitchen/Full Moon)
Shinsuke Honda - 海辺の散策者 (A Walk By The Seaside)
Mwto Hiroo - Colors Of Tide
Akira Mitake - 冷艶の窓辺 (Frosty Beautiful Window)
Takahiko Ishikawa - ブランコの思い出 (Memories Of A Swing)
Toshifumi Hinata - Broken Belief
Mitsuhiro Nagano - 樹雫 (Water Drops On Trees)
Junichi Kamiyama & La Muse d'etoile - レチクル座 (Reticulum)
Yuriko Nakamura - 水平線のむこうに (Far Beyond The Horizon)
Tomoyuki Hayashi - ディープ・ブルー (Deep Blue)
Shinsuke Honda - 晩夏 (Late Summer)

Les Giants

Record label based in Milan
run by Giamp Resaglia & Davide Croc O'dile Darke
www.lesgiants.com / facebook

2018年4月24日火曜日

[198] Cudù - Waterplay


Label: Materiali Sonori
Catalog#: MASO CD 90013
Series: il Disco è Cultura
Format: CD, Album
Country: Italy
Released: 1990
DISCOGS

1 Madeira 4:12

2 Tocantins 4:01
3 Loneliness Island 8:12
4 Waterplay 5:32
5 Ocean 5:09
6 Sonata Per Gabbiano 5:24
7 Lualaba 4:12
8 The Whistling Of The Sea 2:35
9 Debussy Sur La Mer Avec Arpège 3:44
10 Con Jazz 1:07
11 Requiem 6:07

イタリアのモダンクラシカル・アンビエントを振り返る上で最も重要なレーベルMateriali Sonoriより、看板グループの1つCudù(クドゥー)が90年に発表したセカンドアルバム。グループの中核である鬼才ギター/サックス奏者Paolo Lotti(パオロ・ロッティ)とベース奏者Luca Mazzantini(ルーカ・マツァンティーニ)に加え、ゲストとしてEmbryoのリーダー兼打楽器奏者Christian Burchard(クリスティアン・ブルヒャルト)、Tuxedomoonのメンバーでマルチリード奏者のSteven Brown(スティーヴ・ブラウン)とトランペット奏者Luc Van Lieshout(リュク・ファン・リシャウト)という、このレーベルと深い関わりをもつドイツ・ベルギーの演奏家を迎えた5人編成。雲の楽団を思わせるエスノミニマル「マデイラ」はアフリカ北西沖の島、ツィターの古雅な響きに金属質なギターとサックスが縺れるアヴァンロック「トカンティンス」はブラジル中部の川の名。さらに水のサウンドエフェクトとサンプラーを使った「海」から、「カモメのための子守唄」「海のホイッスル」「アルページュと海の上のドビュッシー」……というように、アルバム全編が川や海を主題として構成されていますが、それぞれの曲名から容易にイメージできるような自然賛美的な描写は皆無。パンク的衝動を押し殺した冷ややかな緊張感と国籍不明のトライバル感、海の底に沈んでゆく青いデカダンスがモザイク状に入り乱れる無指向的サウンドに、当時のクワイエット・ヒップなムードも感じられる一枚です。


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2018年4月12日木曜日

[194] Sam Gendel - Pass If Music


Label: Leaving Records

Catalog#: LR131
Format: Cassette, Album
Country: US
Released: 2018
DISCOGS

A1 Anemone Swerve 2:23

A2 East LA Haze Dream 5:01
A3 Coffee Mainframe 3:35
A4 Trudge 3:27
A5 Drowning Interlude 1:11
B1 Hyena 3:19
B2 REV 1:18
B3 Final Chamber 4:48
B4 ZeroZero 3:49

RAでは「21世紀における第四世界」という特集が組まれ
、新しいアーティストのアルバムやミックス、NTSなどのラジオにも「Fourth World」というタグが広義の空想電化民族音楽を差すものとして添えられているように、「第四世界音楽」はアンビエント・ミュージックの歴史から独立したひとつのジャンルとして成立していて、近年はその思想・アートフォームの潜在的な影響力の強さを感じる機会がますます増えています。LAを拠点に活動するギター/サックス奏者Sam Gendel(サム・ゲンデル)が2月にリリースした「Pass If Music」は、まさにハッセル直系といえるハーモナイズされたアルト・サクソフォンの可能性を追求したアルバム。全身にまとわりつくような熱を発するサクソフォンの歪んだトーンと、アブストラクトな音像を広げるエフェクトやリズムループにより組み立てられたディープな音響ジャズ。異境の民族的香りに満ちていますが、アフリカや東南アジアの空想エスノというよりも、闇夜に忍び寄る異形の影、鬼火、百鬼夜行といった何故か日本の奇怪なイメージを掻き立てられます。レーベルによると、今年公開されるDaniel Oh監督による映画「The Labyrinth & The Long Road」にインスパイアされたとのこと。


It’s hard to tell on first listen, but the L.A.-based Gendel made every sound on his new album using his alto saxophone. “Pass If Music” is hardly a solo jazz album, though. Rather, the musician harnesses his horn in service of ambient tones and experimental works that reside outside genre distinctions. “East L.A. Haze Dream” floats like an amorphous cloud of vapor as Gendel layers gently blown notes with the occasional brief sax run. “Trudge” is a darkened mantra featuring lower-register hums and a minimal rhythm that marches with determination. In notes, the artist writes that it and the other eight pieces were inspired by the motion picture “The Labyrinth & the Long Road,” [directed by Daniel Oh] for which Gendel contributed the score, and that makes sense. It’s an atmospheric work that evokes its own brand of drama.” –Randall Roberts for the Los Angeles Times


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2017年11月30日木曜日

[167] Joan Bibiloni ‎- Silencio Roto


Label: Satie Produccions

Catalog#: -
Format: Digital, Album
Country: Spain
Released: 2017 (1987)
DISCOGS

1 Silencio Roto 2:00

2 Silencio Roto (Tema Central) 4:31
3 Sobrevivir 3:25
4 Bajo el Azul 7:09
5 Contacto Azul 3:54
6 Easy Walk 6:01
7 Nacimientos (Waltz For a Baby) 2:48
8 Caminos del Aire 4:53
9 Migas 4:12
10 Silencio Roto (Versión) 1:03
11 Vuelo Lento 2:10
12 El Salto del Martín 2:40
13 Amanecer Azul 3:35
14 Mamma 2:51
15 Agua Profunda 3:06
16 Rueda Firme 2:06
17 Vuela la Hormiga 2:28
18 Persecución 2:14
19 Refugio 4:46
20 Nacimientos II (Waltz For a Baby) 2:14
21 Waltz for Lyle & Pat 5:36
22 Alas de Seda 5:13
23 Ocasos 1:51

MFMから「El Sur」がリリースされた3年前、ディスコブギー路線の曲がフィーチャーされたその編集盤の代わりによく聴いていたのが、Satie Produccionsから同年デジタル配信でリリースされた「Lost Tracks Vol.1」と「Vol.2」。ビビローニの楽曲の中でも控えめでスケッチに近い、よりアンビエントな側面を知ることができるレアトラック集で、その幾つかの曲はこの「Silencio Roto」の収録曲でした。それからリイシューを望んでいた一枚でしたが、今月配信が始まりその全容を聴くことができました。「シレンシオ・ロト」とはスペイン語で「静寂を破る」の意。自然主義を掲げる博物学者/ジャーナリスト=ホアキン・アラウージョが監督を務め、86-87年にスペイン国営放送局TVEで放送されたネイチャー・ドキュメンタリー番組のタイトルであり、本作はその番組のためのサウンドトラックとして制作され、87年にLP2枚組でリリースされたビビローニの4作目となるアルバム。どこまでも瑞々しく透明な光を放つアコースティックギターと、やわらかな音色のエレクトロニクス。映像のイラストレーションに特化したアンビエント小品から、バンド形態の軽快なスムースジャズ・ナンバーまで、実にバラエティに富んだアプローチで野生生物たちが棲む自然の楽園を描写した、大作と呼ぶにふさわしい素晴らしい内容です。


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2017年4月15日土曜日

[123] Masahiro Sugaya - Ao


Label: Sweet Boon Music
Format: Digital, Album
Country: Japan
Released: 2016 (1994)

1 Tessa 20:26
2 Tsuki 30:30
3 Uta 30:15
listen sample

1987年から2000年まで舞台芸術カンパニーPappa TARAHUMARA(パパ・タラフマラ)に所属し、演劇・舞踏・オペラ・美術などの枠組みを越えた新しい舞台作品のためのスコアを担当した東京都出身の作曲・編曲家=菅谷昌弘83年に東京音楽大学作曲科を卒業。作曲を三枝成章、松村禎三、湯浅譲二に師事。大学在籍時の82年から劇団に加入するまでの間は、主に演奏会形式でサキソフォン・オーケストラやウィンド・アンサンブル、ソロピアノのための作品などを発表されていたそうです。また90年代から現在まで、舞台の仕事と並行して、NHKオーディオ・ドラマの劇伴やギターデュオGONTITIの編曲なども手掛けています。本作「青」はパパ・タラフマラが94年に発表した舞台作品のサウンドトラックで、昨年8月に新たにデジタル配信でリリースされた3作品のうちのひとつ。「青」とは “色彩としての青にまつわるさまざまなイメージを時間の痕跡として舞台上に表現した作品” 。その「アオ」という発音から音楽の原初へとイメージを広げたという第一部のための「テッサー」は、ブンブンと回転するブルロアラーのうなりに、鉄道の走行音、飛行機・ヘリコプターの飛行音、アイヌのムックリ、鳥の鳴き声といった異なる尺度のリズムが現れては消えてゆく、個人体験に基づく連想の連なり。第二部のための「ツキ」は、「変化量の少ない30分間連続した音楽」という演出家小池博史のアイデアに呼応したという、縺れと綻びを生みながら絶えず変化を続けるリズム反復。一転して東南アジア的な和声の「ウタ」は、いくつかのセクションから構成されており、夢見心地な雰囲気の中で次々と表情を変えていきます。具体音楽、ミニマル・ミュージック、モダン・ジャズ、日本の童歌やガムランをはじめとした民族音楽のエレメントを取り合わせ、現実と非現実の世界への想像力を刺激する創意に富んだアプローチは、この作曲家独特のものに感じられます。

1982年に始めたときにはコンピューターを使える音楽家はほとんどいなかった。// そこで、コンピューターを使える音楽ということで菅谷が入ってきた。// 菅谷の才能は輝いていた。彼とは、1987年~2000年までピッタリとつき合ってきた。実際に制作した作品数はかなり多くの数に上る。だから、作品をひとつひとつ取り上げたりはしない。とにかくこの14年間のほぼすべてだ。当時、菅谷宅には公演前には二日に一回の割合で通ったものだった。稽古が終わるとバイクを飛ばして国立から荻窪の彼の家に行き、音楽を聴いてはああでもない、こうでもないと数時間、やりあった。そして深夜2時か3時頃に帰ってくる。とても良い時間を送ったと思っている。さほど忙しすぎず、ゆえにじっくりと音楽を作り出し、それを舞台上に反映させる。こういう実に贅沢な時間を作ることができた14年間であった。非常に繊細であり、かつ、破壊力も備わった音楽。このセンシティブな感じがなんとも言えず好きであったし、こういうじっくりと腰を据えた作り方ができた事は以降、まったくなくなっていった。(小池博史「パパ・タラフマラを作ってきた音楽家たち」より抜粋)


[related]
Pappa TARAHUMARA - AO DVD (SAI Inc, 2011)

菅谷昌弘 - 海の動物園 (ALM Records, 1988)

2017年4月10日月曜日

[122] Matthew Hayes - Indigo


Label: Analogue Attic
Catalog#: AAR009
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Australia
Released: 2017

A1 Blue Pool 6:48
A2 Penny Royal 8:31
A3 Express Point 7:58
B1 Smiths 5:18
B2 Home 8:59
B3 Glen Innes 6:32

メルボルンに拠点を置くアンビエント/ハウス・レーベルAnalogue Atticから、初めてのフルレングス・アルバムとしてリリースされる、同地出身のベース奏者Matthew Hayes(マシュー・ヘイズ)のデビュー・アルバム。メルボルンを中心とするビクトリア周辺の土地をテーマに、エレクトロニクス、ベース、ライブ・パーカッション、ビクトリアで録音されたフィールド・レコーディング音源などから構築された、濃藍のエレクトロニック・アンビエント・ジャズ。先頃アナウンスされたJonny Nash & Suzanne Kraftの新作と並び、こちらも傑作の予感。リリース日は4月29日。

Analogue Attic's first full-length album comes from local Jazz musician, Matthew Hayes. Based on themes and memories from around Victoria. Indigo sounds like the feeling of diving through waves and sitting on golden sand. Meditative synth lines and Hayes' stunning bass guitar work ebbs and swells like the ocean.


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2016年8月31日水曜日

[071.1] blue 18

The Arc ‎- Skinjobs E.P. (Inter 1 Records, 1994)

Xavier Jouvelet - Blue Congo (Mad Minute Music, 1988)
listen Œuf En Clock

Desmond Simmons - Alone On Penguin Island (Dome Records, 1981)
listen Alone On Penguin Island


Hippies Wearing Muzzles - Animist Pools (Human Pitch, 2016)
listen Animist Pools


Inuit Throat And Harp Songs (Canadian Music Heritage Collection, 1980)


Claudine Chirac ‎- Nautilus (Bambi Productions, 1983)
listen Nautilus


Jonny Trunk ‎- 20,000 Leagues Under The Sea (Trunk Records, 2016)
listen Sea Drift


Olivia Wyatt & Bitchin Bajas ‎- Sailing A Sinking Sea (Drag City, 2016)
trailer


Vittorio Gelmetti ‎– Organum Quadruplum /  Ipotesi A / L'Opera Abbandonata (Premier, 1974)
listen


Not Necessarily "English Music" curated by David Toop (Leonardo Music Journal, 2001)

2016年2月24日水曜日

[033] Irena Havlová & Vojtěch Havel - Malé Modré Nic


Label: Arta Records

Catalog#: F1 0021-2511
Format: CD, Album
Country: Czechoslovakia
Released: 1991
DISCOGS

1 Dýny 2:19

2 Dýny Que 3:31
3 Temné Modré (Dark Blue) 3:20
4 Malé Modré (Little Blue) 4:46
5 Que Me Sámó 1:53
6 Malá Modrá Tanečnice (A Little Blue Dancer) 2:12
7 Pod Hvězdou Pomeranč (Under The Orange Star) 11:22
8 Bílá Andalusie (White Andalusia) 3:21
9 Modré Nic (A Blue Nothing) 0:50
10 V Klášterních Dveřích (In The Monastery Door) 11:47
11 Malé Modré Nic (Little Blue Nothing) 10:32

リフノフ・ナト・クニェジュノウ生まれのIrena Havlová(イレーナ・ハフロヴァ)と、プラハ生まれのVojtěch Havel(ヴォイチェフ・ハヴェル)。82年から共に演奏を始め、主にバロックや古楽をレパートリーとして、無料で借りられる教会などでコンサートを行ってきた2人のヴィオラ・ダ・ガンバ(チェロに似た形のフレット付き弦楽器)奏者。フォークシンガーOldřich Janota(オルジフ・ヤノータ)との共作で、初めてレコードを発表したのが89年のこと。ビロード革命が起きたこの頃からレコーディングを盛んに行い、作品をコンスタントに発表していきます。「Malé Modré Nic(マレ・モドラ・ニツ)」は、91年にジャズ/クラシック専門の新興レーベルArtaから発表した、2枚目となるデュエット作品。プラハ市内の教会に持ち込まれた楽器は、彼らのトレードマークであるアルトとテノールのヴィオラ・ダ・ガンバ、ダブルベース、トロンボーン、ゴング、竹筒、シンギングボウル、さらに編み物用の棒針や玩具、東ロシアで見つけたというコジャックなる小さな音具まで。影遊びのように操られる響きの陰影、そこに重なるIrenaの詩や内的イメージの欠片。どこか言い知れぬ哀しみを帯びた、薄暗く透明な音楽は、クラシック音楽界からの賞賛を得て、国内外に広く知られることになったといいます。音楽家人生を流浪と捉え、俗事から離れたボヘミアン然とした姿勢で、バリ・ガムランやラジャスタン音楽といった非ヨーロッパ文化と共鳴し、様々な音楽家とのコラボレーションを展開してゆくハヴェル夫妻の精神性と創意が充溢した秀作です。


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2016年2月15日月曜日

[032] Francesco Cavaliere & Eva Van Deuren - Batik Toilet Music


Label: Edições Cn
Catalog#: -
Format: Cassette
Country: Belgium
Released: 2013
DISCOGS

1 Incantesimi With Pipi-Pots 10:03

2 Ceramic Miracle 10:28

2013年秋にベルリンのギャラリーGrimmuseumで開催された、ベルリン在住ベルジャン作家Ada Van Hoorebeke(アーダ・ファン・ホールベック)の個展「The Shop Floor」。タイトルのShopは、作業場・ワークショップのこと。プレスリリースによると、セラミック製の不規則なタイルを並べた床型彫刻の展示ルーム「The Shop Floor」では、訪客に自家製ドリンクが振る舞われ、トイレ型インスタレーション「Batik Toilet」で尿(不溶性のインディゴを尿素で還元する)を集め、さらに作者の尿を用いた藍の蝋結染と道具を展示し、同時にワークショップを行う、という藍染めのビフォーとアフターを並置したインタラクティヴな内容だったそうです。この展示のために、クリスタルグラス、セラミック、木、貝殻といった素材を使って作曲されたコンプリメンタリー・ミュージック(相補的音楽)のうち、本作は「Batik Toilet」に関わるトラックを収録したカセット。作者はFrancesco Cavaliere(フランチェスコ・カヴァリエレ)とEva Van Deuren(エヴァ・ファン・デューレン)の2人。A面 "Incantesimi With Pipi-Pots" はジャルタラングを思わせる陶・ガラス器の演奏で、個展に先がけて行われたインスタレーションに設えたテープループを周囲の空気ごと録音したもの。風変わりなエキゾ感を醸し出すB面 "Ceramic Miracle" は展示用音源の断片を使ったコラージュで、2人のオリジナルリリースに近いアブストラクトな作風。本作を含む3本のカセットは、Dolphins Into The FutureことLieven Martens(リーベン・マルテンス)主宰のレーベルEdições Cnから、小冊子付で41部リリース。現在は「Batik Toilet Music」のみデジタル版が配信されています。


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[related]

Complementary Music 2010-2013 (Edições Cn, 2013)
The Shop Floor (Ada Van Hoorebeke) © Laura Gianetti | Flickr
Francesco Cavaliere - Energia Nuvola (Troglosound, 2015)

2015年4月10日金曜日

[980.1] blue 17

W. Barthel / M. Böhm / R. Bauer - Timeless Horizons (Growing Bin Records, 2015)

Len Leise - Music For Forests (International Feel Recordings, 2014)

Hector Zazou - Sahara Blue Trois Inédits (Columbia, 1992)

PVH - White (Carbon Base, 1995)
listendiscogs


Partly Cloudy - Excess Verbiage (Forecast Records, 1986)
listen Nice Time / discogs


Alexandre Kush & Bernard Lamastre ‎– Quiet Times (Illustrason)
discogs


Relaxace - Kadael (Arta Records, 1993)
listen Zlatý věk / discogs


Marten Ingle - Specific Pacific Archipelagos (Tago Mago, 1985)
listendiscogs


Tear Ceremony - Sleep (Simulacra Records, 1992)
listen Sleep In The Eyesdiscogs


Six String Malfunction - Kirlian (1994)

2015年1月19日月曜日

[958.1] blue 16

Werner Durand - Hemispheres (Blume, 2014)

John Beltran Presents: Music for Machines (Delsin, 2014)

Ashan - Earth Magic Life Celebration (Inner Islands, 2014)
listen Offerings (bc) / discogs

Brrd / Wodoo Wolcan (Dirty Tapes, 2013)
listen Brrd part 1 (bc) / discogs

KiloWatts - Undercurrent (Somnia, 2009)
listen Ayandan (bc) / discogs

Laurie Spiegel - Harmonices Mundi (Table Of The Elements, 2003)

CNCD - Harmaa Vyöhyke (CNCD Finland, 2000)

va Time : Space (Transmat, 1999)

A Gethsémani - Ame Triste (1987)
listen Cheree / discogs

Igor Wakhévitch - Nagual: Les Ailes De La Perception (EMI, 1977)
listen Hunahpuguch / discogs

2015年1月18日日曜日

[958] Nicholas Nicholas - Wrong


Label: Miscreant Records

Catalog#: MCT012
Format: Cassette, Album
Country: US
Released: 2014
DISCOGS  BUY

1 Keychain 02:32

2 Meet Me In The Park 03:44
3 Cave 04:08
4 Wrong and Right 02:28
5 On Places 03:48
6 Keychain Pt. II 02:26The Jesus & Mary Chain
7 When the Rates Came Back 03:28
8 I Wore A Mask 04:00

「スロー・モーションで再生したPsychocandyのアウトテイク」(FADER誌)と評され、John MausやArthur Russellなどが引き合いに出される、NYブルックリンのソングライターChris Masullo(クリス・マスロ)とその友人から構成されるグループNicholas Nicholasのセカンド・アルバム。80'sニューウェイヴ/ゴシックを継受する陰鬱さ、その深い闇の中から手弄りで星を探すような心憂いロマンティシズムがアトモスフェリックな音像に吸込まれてゆくベッドルーム・リスニング/ドリーム・ポップ。Masulloと同じくブルックリンを拠点にファンジン「The Miscreant」を発行し、インディペンデント・シーンを発信しているJeanette Wall主宰のレーベルMiscreant Recordsより2014年8月にリリース。


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Phantom Posse - Home (2015)
Steak & Cake records | Interview with Jeanette Wall of Miscreant Records

IDEA | Miscreant Records

2014年11月27日木曜日

[947.1] blue 15

Duane Pitre - Feel Free (Important Records, 2012)

Ellen Fullman + Sean Meehan (Cut, 2007)

Pierre Bastien + Mecanium - XVII La Estrella (G3G Records, 1993)

Carey Nutman - Contrasts (MPS Music And Video, 1994‎)

Coti K. - Θέρος (FM Records, 1994)

Cesare Pergola - Le Affinita' Elettive (Orient Express, 1985)

Towering Inferno - Kaddish (Island Records, 1993‎)
listen Memory / discogs

The Blue Nile - The Downtown Lights (Linn Records, 1989)

Nuno Rebelo - Sagração Do Mês De Maio (EMI, 1989)

Robert Scott Thompson - In Ruins (Aucourant Records, 1982)