2014年9月22日月曜日

[919.1] British Library Sounds: Early Wildlife Recordings


British Library Sounds

英国とアイルランドの全書誌を編纂し、印刷革命以前の写本や稀覯本など世界中の3000年分に渉る資料を収蔵・管理する大英図書館(British Library)。録音資料部門では音楽や戯曲、文学といった芸術のみならず、言語/地方の方言アクセント、オーラル・ヒストリー(口述記録)、音響/録音史、サウンドスケープ/サウンドマップなどを膨大にコレクション。CDとして広く販売されているほか、2012年より約50,000点の音声資料がウェブサイト「British Library Sounds」で公開。カテゴリー「Environment & Nature - Early Wildlife Recordings」では、2010年にCONCRETEによるアーカイヴCD「Archival Sound Series」がリリースされた野性生物録音の開拓者 Ludwig Koch(ルートヴィヒ・コッホ)、ドイツ人鳥類学者 Oskar Heinroth(オスカル・ハインロート)、デンマーク人鳥類学者 Carl Weismann(カール・ワイスマン)、米コーネル大学鳥類学研究所、そして日本初の鳥の鳴き声レコード(1954-55年 日本野鳥の会収録 野鳥の聲)を
録音した野鳥研究家・蒲谷鶴彦と星野嘉助のフィールド・レコーディング音源を聴くことができます。


Songs Of British Birds No.1 (His Master's Voice, 1955) 
recorded by Ludwig Koch

Australian Bush Sounds (The Jacaranda Press, 1968)
recorded by Carl Weismann, Lise Weismann

日本野鳥の会収録 野鳥の聲(Victor Record, 1954-5)
recorded by Tsuruhiko Kabaya, Kasuke Hoshino


[related]