Mario Ciccioli(マリオ・チチョリ)は、1984年以来風の音を焦点をあて、自身でデザインしたエオリアン・ハープ(伊語でアルペ・エオリア)によるサイトスペシフィックなインスタレーション作品の制作やパフォーマンスを中心に活動しているトゥスカーニア在住の彫刻家。88年7月に音楽フェスティバル「タイムゾーン」で披露されたチチョリのエオリアン・ハープの野外録音素材を基本的な雰囲気として用いて、Pier Luigi Andreoni(ピエル・ルイジ・アンドレオーニ)とFrancesco Paladino(フランチェスコ・パラディーノ)がシンセやサンプラーを駆使して作り上げた作品「Aeolyca」。音響彫刻ドローンと空想民俗アンビエントのコラボレーション。 チチョリの公式チャンネルより。1989年、ジュネーブのペルル・デュ・ラック公園内にある自然史博物館に設置された3つのエオリアン・ハープのインスタレーションの模様。音楽は「Aeolyca」の1曲目が使用されています。 2013年、モンテフィアスコーネの旧パプアル刑務所の中庭に設置されたインスタレーション「オラ・ダリア(空気の時間)」。アートイベント「Arte Libera Tutti」のための作品。