モジュラーシンセやフィールド・レコーディング音源を効果的に使い、ある場所の空気感やストーリー的情趣を喚起させるディープなテックハウス作品を、自身で主宰するAnalogue Attic Recordingsから発表しているメルボルンのデュオ・プロジェクトAlbrecht La'Brooy(アルブレヒト・ラブロイ)。このデュオの片割れで、ピアニストのAlex Albrecht(アレックス・アルブレヒト)が、メルボルンのコミュニティラジオTriple Rの音楽プログラム「Leisure Link」に提供、10月25日の夜に放送された1時間のミックス。ニューエイジ、クリック/ミニマル、ダウンテンポからコンテンポラリー・ジャズまで、彼らの志向と影響源が垣間見える、渋い趣のあるアンビエント・セレクション。26:30-と38:55-の2曲はAlbrecht La'Brooyの未発表音源で、特に2曲目は、2人がシンパシーを示しているJonny Nashのソロ作に通じる静謐でメランコリックなサウンドが素晴らしいです。
Leisure Link
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3RRR - Triple R 102.7 FM Melbourne