2018年12月12日水曜日

[231] 東洋ビージーエム - ゆらぎ


Label: Toyo BGM Corp.

Catalog#: TO-0011
Format: CD, Album, Promo
Country: Japan
Released: 1992

1  パープル・ラグーン  5:00

2  静寂の彼方から  5:00
3  時は流れて  5:00
4  訪れ  5:06
5  虹の架け橋  4:58
6  夢のように  5:00
7  パープル・シャドウ  5:16
8  ドリーマー  4:55

60年代から米アルトフォニック社と契約し全国にBGMを配給してきたBGM業界の草分け=東洋音楽放送を前身とする東洋ビージーエム(現・東洋メディアリンクス)が、「1/fのゆらぎ」理論に基づく自社オリジナル楽曲のサンプラーとして企業等に配布していたとみられる非売品CD。収録曲は、シンセサイザーのアルペジオの反復にシンプルなメロディが添えられたミニマル・ニューエイジ調と、都会的なムードを漂わせた甘く切ないピアノのフレーズをシンセのオーケストレーションが静かに盛り上げるライト・クラシック調に大きく分けられ、いずれも1曲の中で雰囲気を大きく変えることなく、5分程度で静かにフェイドアウトして終わります。作曲者のクレジットはありませんが、演奏者として記された篠崎正嗣(バイオリン)、佐佐木功(ピアノ)、YASUO SHONO(シンセサイザー)の3者による作曲でしょうか。リーフレットには、香川県の醤油醸造家に生まれ東洋音楽放送の創業に参じ、平成元年の社長就任からほどなくして逝去した故・栗生友三郎氏の生い立ちや人柄(さぬきうどんをこよなく愛した健啖家)を偲ぶ文章と、旧津田町の松原を詠んだ郷土愛溢れる詩句「春」を掲載。

...


作品 vol.1 集中力がつく音楽 (TO-0001)
distributed by ELE