Label: Toyo BGM Corp.
Catalog#: TO-0011
Format: CD, Album, Promo
Country: Japan
Released: 1992
1 パープル・ラグーン 5:00
2 静寂の彼方から 5:00
3 時は流れて 5:00
4 訪れ 5:06
5 虹の架け橋 4:58
6 夢のように 5:00
7 パープル・シャドウ 5:16
8 ドリーマー 4:55
60年代から米アルトフォニック社と契約し全国にBGMを配給してきたBGM業界の草分け=東洋音楽放送を前身とする東洋ビージーエム(現・東洋メディアリンクス)が、「1/fのゆらぎ」理論に基づく自社オリジナル楽曲のサンプラーとして企業等に配布していたとみられる非売品CD。収録曲は、シンセサイザーのアルペジオの反復にシンプルなメロディが添えられたミニマル・ニューエイジ調と、都会的なムードを漂わせた甘く切ないピアノのフレーズをシンセのオーケストレーションが静かに盛り上げるライト・クラシック調に大きく分けられ、いずれも1曲の中で雰囲気を大きく変えることなく、5分程度で静かにフェイドアウトして終わります。作曲者のクレジットはありませんが、演奏者として記された篠崎正嗣(バイオリン)、佐佐木功(ピアノ)、YASUO SHONO(シンセサイザー)の3者による作曲でしょうか。リーフレットには、香川県の醤油醸造家に生まれ東洋音楽放送の創業に参じ、平成元年の社長就任からほどなくして逝去した故・栗生友三郎氏の生い立ちや人柄(さぬきうどんをこよなく愛した健啖家)を偲ぶ文章と、旧津田町の松原を詠んだ郷土愛溢れる詩句「春」を掲載。