2013年3月25日月曜日

[666] α波・1/fのゆらぎ 自然との邂逅: 湖沼


Label: Apollon

Catalog#: RR C28
Format: VHS, Laserdisk
Country: Japan
Released: 1991/01/25

sound tracks:

クラムボンの瞑想
青い幻燈
ゴーシュの夜

カナディアン・ロッキーの山ふところに抱かれて、ひっそりと湖沼が点在する碧色の湖面に木陰が映り、そこから自然の息づかいがひそかに聴こえてくるようだ。ここちよいアコースティック・ミュージックにつつまれた映像の自然浴にあなたを御招待。(解説より)


大自然のロケーションで撮影された美しい映像に、安らぎの音楽を織り交ぜた環境ビデオ「α波・1/fのゆらぎ 自然との邂逅」。「川辺」「木立」「湖沼」という3作品からなるシリーズで、その水篇「湖沼」ではカナディアン・ロッキーのバンフ国立公園に点在する湖沼群が舞台。サウンドトラックは、サウンド・プロセス・デザインの田中宗隆により監修、近代・現代クラシックの著書も発表する作曲家、磯田健一郎が作編曲、レゾントが演奏を担当。自然音とピアノのやわらかな楽句の反復により構成されたサウンドインテリア/音の芳香剤という趣向で、いずれも宮澤賢治にまつわるタイトルがつけられ、1990年発売の「α波1/fのゆらぎ: ナチュラルトリップ」シリーズ(全6作)の一枚「クラムボンの瞑想」に収録されていています。VHS/レーザーディスク、CDはアポロン(文化放送の本社内にアポロン音楽工業として設立され、1996年から2000年までバンダイ傘下として事業展開)により発売。サウンド・プロセス・デザインと磯田健一郎のコラボレーションでは、「波の記譜法」シリーズ(吉村弘、芦川聡、柴野さつき)に続く企画として発表された84年ミニマル作「オシレーション・サーキット(Oscillating Circuit: Série Réflexion 1)」が環境音楽の重要作として特筆したい作品です。



 α波・1/fのゆらぎ 自然との邂逅「木立」
 α波・1/fのゆらぎ 自然との邂逅「川辺」
α波 1/fのゆらぎ クラムボンの瞑想
オシレーション・サーキット