Catalog#: A1284-008
Format: Vinyl, LP, Album
Country: Spain
Released: 1984
DISCOGS
A1 Intransferible Desierto 5:15
A2 Música Viciosa 3:27
A3 Comité De Ayuda 4:13
A4 Aprendiendo A Amerizar 3:58
A5 Temblor De Aire / Canto De Lamentación-Gabón 2:11
B1 La Muerte Del Agua 5:19
B2 Prefiero El Naranja 5:53
B3 Romper La Hora 3:32
B4 Para Que Pasen Las Termitas 4:02
Design – Baltasar Pérez
Mixed By – J. Entrecanales, J. I. Cuadrado, P. Sevillano
Producer – Silvia Lovošević
Written-By, Mixed By, Producer – Suso Sáiz
スペインの実験的なニューエイジ・シーンのパイオニアのひとりSuso Sáiz(スーソ・サイス)。1970年代に電子音響音楽家Luis de Pablo(ルイス・デ・パブロ)に師事、1980年代には打楽器奏者のPedro Estevan(ペドロ・エステファン)、ソプラノ歌手のMaría Villa(マリア・ヴィラ)とミニマル・アンサンブルを結成。本作はその後にリリースされたソロの初作。陰鬱で美しいギターの響き、ストレンジャー感を誘うパーカッション、ポスト・パンクに通低する低温度のサウンドはやはりヴィニ・ライリーを想起させますが、抑制的なノリと音数はそれよりもさらに静かな地平を現出させます。
レーベルは、ピアニストのCarles Santos(カルレス・サントス)、Joan Bibiloni(ジョアン・ビビローニ)とも関係の深いサックス奏者Jorge Pardo(ジョルジ・パルド)、Orquesta De Las Nubes(オルケストラ・デ・ラ・ヌベス)など当時のコンテンポラリー・ミュージックをリードしたマドリッドのLinterna Música。Linterna Músicaのリリースは2011年よりMP3とCDR(ジャケットは簡易的なもの)による再発、Sáizの次作「En La Piel Del Cruce」は2012年にWARNERからヨーロッパ限定でMP3販売が始まりましたが、本作は残念ながらまだのようです。
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