British Library Sounds
英国とアイルランドの全書誌を編纂し、印刷革命以前の写本や稀覯本など世界中の3000年分に渉る資料を収蔵・管理する大英図書館(British Library)。録音資料部門では音楽や戯曲、文学といった芸術のみならず、言語/地方の方言アクセント、オーラル・ヒストリー(口述記録)、音響/録音史、サウンドスケープ/サウンドマップなどを膨大にコレクション。CDとして広く販売されているほか、2012年より約50,000点の音声資料がウェブサイト「British Library Sounds」で公開。カテゴリー「Environment & Nature - Early Wildlife Recordings」では、2010年にCONCRETEによるアーカイヴCD「Archival Sound Series」がリリースされた野性生物録音の開拓者 Ludwig Koch(ルートヴィヒ・コッホ)、ドイツ人鳥類学者 Oskar Heinroth(オスカル・ハインロート)、デンマーク人鳥類学者 Carl Weismann(カール・ワイスマン)、米コーネル大学鳥類学研究所、そして日本初の鳥の鳴き声レコード(1954-55年 日本野鳥の会収録 野鳥の聲)を録音した野鳥研究家・蒲谷鶴彦と星野嘉助のフィールド・レコーディング音源を聴くことができます。
Songs Of British Birds No.1 (His Master's Voice, 1955)
recorded by Ludwig Koch
Australian Bush Sounds (The Jacaranda Press, 1968)
recorded by Carl Weismann, Lise Weismann
日本野鳥の会収録 野鳥の聲(Victor Record, 1954-5)
recorded by Tsuruhiko Kabaya, Kasuke Hoshino
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