Label: Starnet Muzik
Catalog#: ZN-1116
Format: CD, Album
Country: Japan
Released: 2008
DISCOGS
Catalog#: ZN-1116
Format: CD, Album
Country: Japan
Released: 2008
DISCOGS
1 Re:Source #01 9:17
2 Re:Source #02 9:42
3 Re:Source #03 12:43
4 Re:Source #04 8:35
益子の文化風土に根差し、クリエイティブな生活思想を実践する衣食住の複合拠点STARNET(スターネット)。その活動の一環として「自然に調和する音響」をコンセプトに創設された音楽部門がSTARNET MUZIK。本作は、その第5弾タイトルとしてリリースされた作品。日本におけるヒーリング・ミュージック流通販売の草分け、プレムプロモーションの創業者であり音響デザイナーの高松泰と、現代音楽のフィールドで活動するピアニスト/作曲家の鈴木泰郎よる共作。2007年夏、丘の上に設けられたギャラリー兼茶寮STARNET RECODEで発表されたサウンド・インスタレーション「re:source」を原型とし、4部構成のアルバムとして再編されています。
ピアノやハープの断片的なモチーフに、益子の地で採集されたフィールド・レコーディング。そして「自然・身体・星々の繋がり」をテーマとした甲田益也子によるヴォイス。ギャラリー空間に配された8チャンネルのスピーカーから無秩序に放たれる異なる周期の音たちが、ときに意図せずに重なり合いながら「偶然の瞬間」を生成してゆく。そうした有機的なプロセスを経て生まれた場所固有のサウンドスケープは、展示会期中、敷地全域にSTARNET RADIOとして発信されたのだそうです。全編を通してミニマルな音数を基調としながらも、貝殻に耳を当てて物思いに耽るような静かな立ち上がりから、次第に聞き手の情緒と寄り添うように緩やかに上昇していく流れが美しく、聴いていると充ち足りた気持ちになります。収録された4つのトラックはひと続き。完結した物語ではなく、絶えず循環し続ける終わりのない潮流の一断面を切り取ったかのようにも感じられます。
「必要なものは自ら創作する」という馬場浩史のディレクションのもと、全12タイトルがリリースされたSTARNET MUZIKのカタログ。ウェブサイトや店舗空間のために制作された初期作(011)から、馬場氏自身のソロ作品(012)、リビングワールド仕事展「風を待つ部屋」から発展した一ノ瀬響「PROTOPLASM」(013)、サウンド・インスタレーションに基づく津田貴司「湿度計」(014)、そして本作(015)。いずれもスターネットという場と作家性のバランスが一方に偏ることなく結び付いていて、それぞれの組み合わせでなければ生まれなかったであろう瑞々しい作品ばかりです。
「星から肉体へ」
私たちは、人間になるずっと前から星でした。
広大な地球という庭を囲んで生きる、数十億もの星々だったのです。
かつて私たちは、母なる地球のまわりで、
夜も昼もなく遊びまわる宇宙の子どもたちでした。
終わりなく渦巻く宇宙の仲間だったのです。
私たちは、すべてを知っています。
「夢」という贈り物、あるいは「想像力」の力によって、
この惑星ガイアの上で目覚めました。
ですから、私たちは肉体へと姿を変えた星にすぎません。
この目に見える世界においては。
しかし、いま私たちが見ている姿は、
本来の可能性のほんのわずかな輝きにすぎないのです。
果てしない海岸に打ち寄せられた、
「意識」という名のたった一粒の砂のようなものなのです。
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