2026年3月29日日曜日

Blank & Jones


日本海側では春になると海が穏やかになるので、自然と海辺に向かうことが多くなります。昨シーズン、青物フラット狙いで子供と海に出向く際に、片耳でよく流していたのがこのプレイリストでした。ドイツのエレクトロニック・デュオBlank & Jonesの楽曲から選曲したもので、とはいえ凝った内容ではなく、彼らの代表的なコンピレーション「Relax」と「Milkbar」の冒頭の静かなトラックを古い順に並べただけのものです。チルアウトといえばサンセットのイメージが強いですが、彼らのサウンドは日の出前のブルーアワーがよく似合います。
3曲目「Roots / Nothing Can Come Between Us」で聴こえてくるヴォーカルは、バレアリック文脈で語られることの多いイタリアのシンガーソングライターMike Francisによるもの。この曲が収録された「Relax Edition 3」(2007年)では、アルバム全編を通して彼の歌声がフィーチャーされています。イタロ・ディスコにブルー・アイド・ソウル的な洗練を持ち込んだ80年代のポップスター的立ち位置から、後年はMystic Diversionsでの裏方プロデュースに専念していた彼を再発見し、円熟したソロシンガーとして再び表舞台へ引き戻したのが、このBlank & Jonesの2人だったそうです。


Blank & Jones ft. Mike Francis - Relax Edition 3 (2007)

Mike Francis - Features (1985)