St.GIGAアーカイヴ「Half moon A」より。キューバ出身のピアニスト/作曲家フェリペ・ドルサイデス率いる楽団による1960年録音のアルバム「As Time Goes By」収録曲。原曲はウォルター・グロス作曲、ジャック・ローレンス作詞により1946年に出版されたポピュラーソングで、その後ジャズ・スタンダードとしてさまざまな演奏家に取り上げられています。ドルサイデスによる「Tenderly」は、ラテンとエキゾチカの中間に位置するような、気怠い南国風味が心地よい落ち着いたアレンジ。ヴィブラフォンやストリングス、金管を含むオーケストラ編成で、ホテルのラウンジが似合いそうな優雅で洗練された仕上がりです。音の潮流はその後、波のSEとともにBert Kaempfert「Sweet Dreams」へ。Half moon AとBは、おおよそ60年代のラテン音楽やイージーリスニングからの選曲で、90年代中頃の夏に放送された「水の時間」のプログラムだったのではないかと思います。以下は、プログラム冒頭から聞き起こした寮美千子によるヴォイスです。
太陽の足跡 風の音楽 夢の風景が刻まれる場所
耳をあてると 砂の思い出が聞こえてきませんか
たった一人 季節を待つ時間
遠い日の記憶を 砂が教えてくれます
こちらはセントギガです